オンライン授業に完璧を求めすぎる
ここんにちは、オミクロン株の流行まだ落ち着きません。私自身そこまで懸念していませんが世間ではまだ油断できない状況といったところでしょうか。
公立小中学校では学級閉鎖がまだ所々あり、学校に来られない生徒児童にたいしてオンライン授業を配信しています。
オンライン授業で不満が出てきている現状
オンライン授業といっても一般的な授業を配信していることが多いので自宅か教室かの違いです。
しかし、保護者の中には配信や授業に対してのクオリティーを求める方もいらっしゃいます。
さらにオンライン授業ができる環境にも関わらず端末を持ち帰らなかったり、配信をしなかったりする学校もあるようです。
オンライン授業をやらない理由は「使った経験が少ないことによる不安」そこから生じる「できない」が先行しているからでしょう。
以前の記事で相対的に低学年担任で年配教員の方があまり得意でない、食わず嫌い的な感覚を持っています。
リスクを伴う「とりあえずやってみる」ということはハードルが高いでしょう。
公益をベースとする職種は波風立てないことが基本ですから。
保護者の要望は増えていくのは当たり前
自分の子供がより良い環境で学習させたいと思うのは至極当然のです。そして現状からベターな方向へ、意見や要望が多くなってきます。
学校、教員もできるだけ期待に応えるべく行動をします。しかしそもそも無償で受けている公教育に対して多くを求めるのは無理があります。
よりよりサービスを受けたいなら、対価を払わなければ享受できませんが、公教育との役割を混同している保護者もいるのは事実です。
もし本当に要望がかなわないのならある程度お金を支払い、希望に合ったサービスを受け、保護者自ら教育に力を入れることがいいでしょう。
完璧を求めてしまう日本人の思考
リスクを取らなかったり、見切り発射をしない、暗記をしてから望むなど未だに多くの日本人には「完璧思考」が根強く残っています。
最初のリンク記事、オンラインが進まないというのも学校と保護者の情報の偏りであったり、潜在的な価値観がズレがあるからであり、当然のことです。
対話する前提として「共通言語」が必要です。ここでの意味は単に言語だけでなく知識であったり、価値観、相手を知る姿勢です。
人と話し理解することは高度なテクニックが必要、これは意外と理解していない人が多いと思います。
大前提として完璧に分かり合えないことを念頭に置き、お互いにテクニックを磨き対話に臨むことが求められます。
ここでも完璧を求めず、失敗を積極的に重ねて修正を繰り返していく。
「とりあえずやってみる」ことが大切です。
すべてに通じるこの思考は習慣化すれば無敵?ですね。
学校の話と少しそれてしまいましたが、振り返ることは学びにとって重要ですから。
では、また次回。
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