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9月25日 ヘルスケアビジネスコース成果発表会Vol.1 開催報告&受賞者へのインタビュー

9月25日にヘルスケアビジネスコースの集大成であるビジネスプラン発表会をオンラインで開催しました!本発表会では、アカデミー生が4〜5名でチームを組み、『新潟のヘルスケア課題解決のためのビジネスプラン』を全8チームが発表しました。

当日はオンライン開催でしたが、新潟のスタッフは民間スタートアップ拠点である、SN@Pから配信しました。(下記写真は開催風景)

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ヘルスケアビジネスコースでは、これまでの講義で学んできたビジネスモデル・ビジネスプランの作り方やマーケティング、収支・資金計画等を活かして発表しました。当日は8チームの中から、最優秀賞(1チーム)、優秀賞(2チーム)、そして、一般聴講者によるオーディエンス賞(1チーム)を決定しました。

見事受賞された3チームは、以下の結果となりました。

【 最優秀賞 】
テーマ:高血圧症患者が行きたくなるオンラインWORLDを作る     
チーム名:のみんちゅ
【 優秀賞・オーディエンス賞 】
テーマ:女子中学生にFemtechを
チーム名:4smile
【 優秀賞 】
テーマ:「大人自由手帳」高齢者向け手帳による軽度認知障害(MCI)の早期発見
チーム名:Tulips

本記事では、最優秀賞を受賞したのみんちゅチームの皆さまへテーマを選んだ理由やエピソード、ビジネスプラン発表会だけでは伝わらなかった想いなどをインタビューしました!


■最優秀賞:のみんちゅ

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テーマ:高血圧症患者が行きたくなるオンラインWORLDを作る     
チーム名:のみんちゅ
メンバー:二瓶さん(医師)、星野さん(SE)、今村さん(学生)、鈴木(貴)さん(会社員)      

ーー のみんちゅチームの皆さま、最優秀賞おめでとうございます!改めて、今回のビジネスプラン発表でこの課題を選んだ理由にはどのような背景があったのか教えてください。

二瓶さん:私たちは、オンライン診療をツールとして問題解決をしようと集まったチームです。最初にみんなで話しているときに「オンライン診療はまだ広く活用されていないよね」と話題になりました。

星野さん:日本ではオンライン診療の認知率は40%はある一方で、利用率は2%と、とても低い状況です。普及していないとチームのみんなで話していたので、どうやったらこのような状況から普及させることができるだろうかと考えていました。

ーー チームで進めてきた中で、大変だった事や嬉しかった事等がありましたら教えてください。

今村さん:僕は学生で突出した知識やスキルはまだないので、せめて発表だけは力になりたいという思いで発表を頑張りました。大学でプレゼンテーションをする機会が多いので、あまり緊張せずにできました。チームで集まるのは、基本的に僕がバイトを入れていない夜の日に合わせていただいていました。週に1回、1時間程度集まり、ラストスパートの2週間は週に2回のペースで集まり活動しました。

鈴木(貴)さん:全てオンラインで進めていましたが、スライドの構成の時は集まってやりたいと思いました。でも、それ以外は基本的に役割分担がしっかりしていたことから毎回スムーズに進めることができました。終わった後に、次回までの課題をスラックに共有していたことも良かったです。GoogleドライブやZOOMの管理はIT系に強い星野さん、話し合いの時のスライド操作は今村さん、ファシリテーションは二瓶さんがして下さり、僕は現場の調査を主に担当しました。みんながそれぞれの強みを活かし関われていたのが上手くいった秘訣かなと思います。

ーー3ヵ月間、ヘルスケアビジネスコースに参加し、ご自身で変化したことはありますか? また、モチベーションになったことがあれば教えてください。

二瓶さん:今回、このアカデミーに参加するまでは、医療に関しては医療従事者が一番詳しいと思い込んでいました。しかし、ヘルスケア領域に関わる様々な職種の方と関わる中で、むしろ、現場にいない方のほうが医療課題を的確に捉え、時代の先を見ていると感じました。それが、今回の一番の驚きであり発見です。チームのメンバーにも恵まれ、他のチームからも多くの刺激をもらいました。情報収集の大切さも感じ、いまむー(今村さん)に影響されて、私も最近SNSを始めてみました!これも私にとっては大きな変化であり、新たな挑戦です。

星野さん:チームメンバーと知り合えたことと、このメンバーで最高の時間を過ごせたことが何にも変え難い財産となりました。医師、製薬会社、学生の方と一緒のチームを結成し、何かするというのは人生で初めてで、とても刺激を受けました。結果も最優秀賞ということでとても嬉しかったです!私自身の変化としては、新潟県の医療課題を自分ごととして考える癖がつきました。アカデミーの活動には、とてもやりがいを感じています。

ーー最後に、にいがたヘルスヘアアカデミーの今後の可能性を受講者の視点から教えてください。

鈴木(貴)さん:現場でヒアリングしたりアドバイスをもらい修正したりする中で、本当にたくさんの新たな視点を得ることができました。また、こんなスピード感を持って進むなんて正直思っていなくて、非常に驚きました。アカデミーの活動には可能性を感じています。

今村さん:学生なので、社会人の先輩方と関われるだけでとても良い刺激になりましたし、専門的なことも聞けて勉強になりました。ヒアリングでSNSの有用性について改めて実感し、今後さらに力を入れていこうと思っています。僕は途中(本コース)からのスタートだったので、出遅れたかなと心配もありましたが、そういったことはあまり感じることなくついていくことができました。普段、大学では課題解決を考える学部で学んでいるので、にいがたヘルスケアアカデミーは後輩たちにもマッチしているのではないかなと思います。ぜひ紹介したいです!


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――受賞者のみなさん、改めて受賞おめでとうございます。にいがたヘルスケアアカデミーをこれからも一緒に盛り上げていきましょう!


10/16(土)からプロダクト開発コースがいよいよスタートしました。新たなメンバーも加わり、さらなるパワーアップを遂げるにいがたヘルスケアアカデミーにご期待ください!

Vol.2では、優秀賞・オーディエンス賞を受賞した皆様へのインタビューをお届けします。お楽しみに!

にいがたヘルスケアアカデミー
受講生:新潟のヘルスケアをより良くしたい!と考えている県内外の方々
主催:ヘルスケアICT立県実現プロジェクト
運営:株式会社BSNアイネット・ハイズ株式会社
後援:新潟県
Twitter:アカデミーの活動や関連情報、新潟のヘルスケア情報や潜在的な課題などを発信しています。







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