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久々に特別支援学級でcanvaしてみた

特別支援学級

最近、特別支援学級の授業に参加することが多くなった。現役の時にも、特別支援学級の子どもたちと授業をしたことがよくあったのだが、パソコンは、特別支援の子どもたちにとってはすごく意味ある教育機器のように感じる。

特別支援の子どもたちといっても、本当にそれぞれの子どもたちの個性が違うので一概には言えないが、非常に興味をもって学習をしてくれる。

繰り返し学習で学習の定着をはかったり、それぞれの個性に応じて、絵の好きな子にはペイント類、音楽の好きな子にはミュージック系と様々なアプリを使ってそれぞれの個性を伸ばすことができる。

音楽をつくる子供

普通教室ではなかなかできない学習が特別支援の子どもたちには可能である。ただ、自分が現役のときによく使っていたFLASH教材が使えなくなったのは非常に痛いが,今のアプリをなんとか工夫して子どもたちの学習意欲を引き出そうとしている。そのアプリの中でもcanvaは有効なアプリだと思う。

canva

ということで、このcanvaの動画機能を使ってアニメーションに挑戦してみた。

はじめに三枚の絵を使って種から芽が出て花が咲くという作業を一緒に行った。秒数は3秒位がいい感じで変化する。画面の切り替えはディゾルブを使えばアニメっぽく画面が切り替わる。
その後、種を増やしたり、花の色や形を変えるなど、場面を増やして子どもたちの自由に任せて学習をさせた。面白いアニメが結構できた。あっという間の45分で、次回もやってみたいとすごく好評であった。

アニメの基本を一緒にやる

動画で作成すると、あとから音声を追加するのも比較的簡単にできるし、別の動画を挿入して、ストーリーのあるアニメを作ることも可能である。部品を微妙に動かすことも、部品をコピーして少し移動することで簡単にできるし、さすがcanvaは使い勝手が良い。

次回は、手書きだけでなくcanvaの豊富な素材を使ったアニメーションに挑戦してみようということで今回の授業は終わった。

canvaはポスターを作成したり、プレゼンテーションを作成したり、普通教室では多く利用されるようになっているが、特別支援教育でも十分に活用できるアプリである。今後も色んな場面で活用の幅を広げていきたい。(続く)


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