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5年生で習った漢字を使って新聞記事を書こう〜6年国語 漢字の広場1

今日は光村図書6年生「漢字の広場」の授業実践記録をご紹介します。

めあて

町で起きている出来事を新聞記事で伝えよう

概要

イラストの中には様々な出来事が描かれており、その全てが5年生で習った漢字たちです。


この単元では、

・既習漢字を使って様子を文章で伝える
・文章は「いつ、どこで、誰が、どのように」の5W1Hを用いる

ことが目的となっています。


授業の流れ


導入(15分)
学習活動を伝えます。特に重要な「新聞記事にする」点を理解するため、児童から必要な情報(5W1H)を引き出し、学習課題を理解する。


展開(25分)
10分ほど個人で作成。5分ほど全体で発表後、再び10分ほど作成。

文章作成につまづいている児童への個別支援。


まとめ(5分)
振り返り記入


実践後記

5W1Hの発問をした際の言葉の引き出しが難しかったです。
新聞記事を書くために必要な要素と伝えても、最初は「見出し」「はじめ・なか・終わり」の答えが返ってきましたが、一人の児童から一つ情報が出ると、「それなんだ!」と挙手する児童が増え、児童自ら5W1Hをまとめられたことで意欲が高まったのは良かったです。

事実を伝える記事のはずが、漢字の熟語を並べて全然違う文章を書いてしまう児童もいました。柔軟な発想への対応に苦慮しました。

おおむね1つ以上の報告記事が書けていました。しかし箇条書きレベルもあれば、1つの文章で全体を伝える記事もあり、クラス内での個人差を感じました。

思考の評価ポイントである「文章を整える」点に課題が見られました。

文章を書くことに対する苦手意識を持っている児童は複数名いる印象です。声かけしたりポイントを伝えたりする中で意欲を見せる児童もいたのは良かったですが、最後までモチベーションを上げられなかった児童もおり、今後の指導の課題とします。

ご覧いただきありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。

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