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タスクスイッチングがもたらすストレスと生産性低下、心理学的アプローチで解決策を考える

“いま、ここ”に集中しましょう。スマートフォンが私たちの日常に欠かせない存在となった今、タスクスイッチングによるストレスが私たちの生産性や幸福度を下げてしまうことが研究によって分かっています。研究者デボラ・ザックによれば、実はマルチタスクは存在せず、タスクの頻繁な切り替えによるタスクスイッチングということです。でも、同時進行が必要な場合には、音楽を聴きながらの作業などは問題ありません。例えば、洗い物や洗濯物を干す時にオーディオブックを聞くことが私の日課です。しかし、集中が必要なタスクの場合にはスマートフォンを置いて通知をオフにし、目の前のタスクに集中することが重要です。10分でもいいので、手を止めて相手に集中することで、生産性も向上し、幸福度もアップすることができます。食事をするときも、味わいながら食を楽しむことで、気分もリフレッシュします。学校現場でも、タスクスイッチングに飲み込まれないよう、意識して没頭する時間や環境を作っていきましょう。