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「同時双方向型の遠隔体育スタートアップ講座」

体育ICT研究会 未来の体育を創造する

https://nmy-252612treebell.wixsite.com/website

5月12日(火)に教育関係者を対象に、「同時双方向型の遠隔体育スタートアップ講座」を開催しました。本研究会では、遠隔体育は休校期間を乗り越えるための手段ではなく、未来の教育における重要な指導方略の一つであるという考えのもと、遠隔体育だからこそできることを大切に活動していきました。

 今回の講座は、本研究会で4月後半に実践した小学生4年-6年を対象に実施した遠隔体育の取組を参加者が体験的に学ぶことで、これからの遠隔体育の実践のスタートを創るきっかけになればと開催したものです。
 講座には北は北海道、南は沖縄県、さらには海外からも30名を超える教育関係者の方々が参加してくださいました。

 講座内容は、①講義②模擬授業③協議です。
講義では、本研究会の遠隔教育への取組や考え方を説明させていただきました。
講義の後は「体つくり運動」、「表現運動」の模擬授業を行いました。授業者から簡単に遠隔体育での注意点をお知らせした後、活動がスタートしました。「体つくり運動」では、「体じゃんけん」、「しゅりけんあそび」、「ぴよぴよ体操」「新聞紙遊び」を行いました。グループ活動では、授業者が紹介した活動を基に、さらに動きを工夫したり、お互いが考えた動きを真似してみたり、参加者の先生方が関わりながら活動を進めていきました。
 次は「表現運動」です。ウォーミングアップを行なった後、「お話を創って表現しよう」を行いました。音楽から連想したイメージをもとに、グループでお話を創作していきました。ジャングルを連想するような曲をしようすることで、グループ活動では、サルや動物の動き、狩りをする動きが創作されていきました。そして、グループ活動の後は全体で発表し、お互いのグループの取組を共有しました。画面をうまく使い、大きな動きをする先生方の姿がとても印象的でした。
 その後の協議では、これまでの活動を通して感じたことや疑問点等をグループで出し合い、まとめて共有しました。皆さんの考えがさらに深まっていくのを感じました。遠隔教育の良さやこれからの課題や疑問について意見が出されました。
 オンデマンド型のような一方的な活動ではなく、同時双方向型での学びの良さを実感し、魅力を感じてくださった方々が大勢いらっしゃいました。
 この機会をスタートに、今回の参会者の皆様の学校においても、遠隔教育が進んでいくことを願っております。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。

              埼玉県狭山市立柏原小学校 和氣 拓巳  

「体育ICT研究会~未来の体育を創造する」

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