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登壇者紹介①井上賞子先生

何回かにわたって、11月18日(土)に開催する「ICT×インクルーシブ教育セミナーvol.6」にご登壇いただく先生方を紹介させていただきます。初回は井上賞子先生(安木市立荒島小)です。(ICT×インクルーシブ教育セミナーvol.6についてはこちらを。)

井上賞子先生に初めてお会いしたのは2018年のATACカンファレンスだったと思います。漢字指導の話でしたが、「そんな指導法があったのか」「というか、そういう困難を抱えているということがあり得るのか」と目から鱗がボロボロ落ちるのを感じました。

講演を聞き終えて私が茫然としていると、一緒に聞いていた佐藤牧子さんが「私、登壇依頼してきますね!」と言って井上先生に突進していって、あっという間に登壇交渉をまとめてきてしまったのですよね。そのあまりの勢いに私は二重に茫然としたのでした…。

というわけで、井上賞子先生に初めてICT×インクルーシブ教育セミナーにご登壇いただいたのは2019年だったと思います。MS品川本社の広いセミナールームに集った皆さんが真剣に井上先生のお話を伺っている様子(泣いている方も)は、今も脳裏に焼き付いています。一番後ろで中川一史先生も真剣に聞かれていましたね。

また、2020年にはオンラインで開催したICT×インクルーシブ教育セミナーにご登壇いただきました。この時の井上先生の講演動画はかなり長く本校ICT部会YouTubeチャンネルにアップした動画の再生回数第1位でした。

その後、コロナの感染状況の隙を突いて、実際に井上先生の学校をお邪魔して、どんな風に指導されているのかを見せていただいたこともありました。私はもっと手取り足取りなのかな、と思っていたのですが、違います。もうね、子どもたちがどんどん自分で勉強しているのですよ。

それぞれ何かしら学びに困難を抱えている子どもたちでしたが、学べる手段を先生がきちんと整えられているので、いや、違うかな。子どもたちの「学びたい」という想いが発現しやすいような環境を整えられているから、自然に学ぶのですよね。素敵だな、と思いました。

今回、井上先生には「読みに困難を持つ子も夢中になって読書を楽しめる〜ICTが学校図書館の当たり前を変えていく〜」というテーマでご講演をいただきます。

私が教えた子でも「文字を読むのは苦手。本を読むのも苦手。でも、物語は好き。本当は読書したい!」という子がいました。井上先生が昨年あたりから発表されている学校図書館を巻き込んだ取り組みは、こうした子どもに読書の可能性を切り開くものです。今回もそうしたお話を伺えるのではないかと超期待しています!(と書きつつ、私と同時刻のセミナーなので私は直接伺えないのですが涙)

それにしてもですね、これから何回書くかわかりませんが、このICT×インクルーシブ教育セミナーvol.6はお得感満載ですよ。井上先生のお話を東京で対面で伺えるだけでも超貴重ですが、それが無料ですよ。しかも他の講師陣も超豪華。申込はこちらからお早めにどうぞ。


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