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「ChatGPTと共に育む学びと心 ―AI時代に求められる教師の資質・能力―」発刊!!

安藤昇さん、安井政樹さんと書いた「ChatGPTと共に育む学びと心 ―AI時代に求められる教師の資質・能力―」が発刊されました!

この3人でたびたびオンラインで集まって生成AIと教育についてべらべらと語り合うYouTubeライブをやっているのですが、そこから企画が出てきたのがこの書籍です。

そのYouTubeライブ、いつからやっているかというと、第1回が2023年3月30日でした。

そのちょっと前の3月4日に初めて生成AIを活用した公開授業(道徳)をやっていたんですよね。安井さんも同時期に生成AI活用に取り組み始めていたし、安藤さんはそのずっと前からAIに注目していた、というわけで、何と言うか「集うべくして集った」3人だったように思います。

この3人で語っていると、AIのことについて語っていたはずなのに、いつも最後は人間の話になるんですよね。そこが非常に気持ちいい。いつも様々な学びが得られるのですが、そのどれもが地に足のついたものになるのは、そこがぶれていないからではないかな、と思っています。

書籍の方、色々とセールスポイントがあるのですが、まずは安藤さんが書いた(作った?)オープニングの歴史の授業の話を読んで欲しいです。そこでイメージをつかむと、その後がぐっと読みやすくなるのではないでしょうか。

安井さんのパートは、教育で生成AIを扱っていくうえでの基本的な考えというか態度というか、そういうものが養われる内容になっていると思います。と言っても「何かの答を得られる」というのではなくて「考え続けよう!」という気持ちになれるような文章ですね。

生成AIという動きの早い分野で書籍を出すのは、なかなかに勇気がいることです。出版しても、すぐに陳腐化することも覚悟しなくてはなりません。それでも「出版できてよかった」と思うのは、「生成AIに携わり始めたとき、自分たちはこういうことを大切にしていたのだ」という軸を残すことができたからです。

その軸にしがみつこうとは思いませんが、その軸がなければ積み重ねられるものも積み重ねられないです。そういう意味では、この書籍は我々にとって新たなチャレンジへのスタートラインなのかもしれません。

我々と一緒に「教育における生成AIの活用」という旅のスタートを切りたい、という方は、是非この書籍を手にとってみてください。たったの¥2,200です(笑)。

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