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ホームページ制作でのAI活用

最近は生成AIに関する情報が多くなってきました。
私も個人的には画像生成AIにはまっていて、特にChatGPTのDALL-E3は手軽にで使えるし、日本語の文章で作成でき、チャット形式で修正や追加指示ができるのがとてもいい感じなので、よく使っています。

ホームページ制作において、AIは活用できます。
当社でも受託制作する場合には原稿がなかなかいただけない場合は、AIで作成してアップしましょうかという提案を行っています。

ホームページを制作する際に、普通の企業では原稿を揃えるのがたいへんな場合があります。素材としての原稿、例えば会社案内とか商品パンフなどはありますが、ホームページに落とし込むにはやはり文章の原稿が必要です。
文才というか文章作成得意ですという方はそんなにいませんので、そこで滞るということもよくあります。

そこで生成AI、例えばChatGPTを使うと原稿作成が簡単にできます。会社案内の文章や商品パンフの文章をChatGPTに入れ、原稿を作成させます。
紙の資料しかない場合には、スマホのカメラで撮影してOCR機能のアプリでテキストデータに変更できます。
OCRアプリの精度は相当向上していますので、先日は手書きの原稿をOCRアプリに読ませたところ、9割以上の精度で読み込んでいました。

挿絵的に使う写真がない場合も画像生成AIで作成した画像をホームページに使用することができます。
例えばオフィスの風景の写真を撮影する場合、意外と映らない方がよいものがオフィスには多いのであまりよい感じのページにできない場合があります。あくまでもイメージ画像として使う場合には画像生成AIの画像がよいと思われます。

画像生成AIで作成した事務所の画像

文章を作成した場合に注意が必要です。というのも、生成AIは平気でうそをつくようなところがあります。ハルシネーション(幻覚)というのですが、たまにありますので、原稿のチェックは必須です。

よくホームページには代表者のあいさつを入れますが、その場合もChatGPTで、あいさつのキーワードを入れて作成します。

例として以下のプロンプト(指示文)を入れます。
「WEBで使う会社概要の代表あいさつ文を作成してください。 キーワードは以下になります。 創業したばかりの会社 若い社員たち 地域社会に貢献したい 事業内容は商品企画やパッケージデザイン 新しい技術 最新の技術 経験とノウハウ」

生成結果です。
「はじめまして。株式会社クリエイティブ・ソリューションズの代表取締役、山田太郎と申します。 当社は、創業したばかりの新しい会社ですが、若い社員たちが元気に活躍しています。 私たちは、商品企画やパッケージデザインという事業内容で、お客様のニーズに応えるクリエイティブなソリューションを提供しています。 私たちは、新しい技術や最新の技術を積極的に取り入れて、より高品質で効率的なサービスを提供することを目指しています。 私たちは、長年の経験とノウハウを活かして、お客様の満足度を高めることを心がけています。 私たちは、地域社会に貢献することも大切にしています。地域のイベントや活動に参加したり、地域の団体や組織と協力したりしています。 私たちは、これからもお客様や地域の皆様との信頼関係を築いていきたいと思っています。 当社のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。 どうぞよろしくお願いいたします。」

最初の「はじめまして」は不要かもしれません。社名と氏名は自分のものに変更します。

そして、会社によっては英文など外国語で掲載したい場合もあると思います。
さきほどのプロンプトの「代表あいさつ文を作成してください」の作成の前に「英文で」を入れます。
すると下記の文章が生成されました。
「Hello, I am Taro Yamada, the CEO of Creative Solutions Co., Ltd. Our company is a new company that was just founded, but our young employees are working hard and energetically. We provide creative solutions for our customers’ needs, such as product planning and package design. We aim to provide high-quality and efficient services by actively adopting new and cutting-edge technologies. We also strive to increase customer satisfaction by utilizing our long experience and know-how. We also value contributing to the local community. We participate in local events and activities, and cooperate with local groups and organizations. We hope to build a trusting relationship with our customers and the local people. Thank you for visiting our website. We look forward to working with you.」

このように生成AIをホームページ制作に使うと便利で省力化となります。

注意することはあります。
それは著作権や商用利用に関してです。
特に商用利用については、チェックが必要です。
マイクロソフトの検索サイトであるBingには無料でChatGPT最新版とDALL-E3という画像生成AIがついてきます。しかし、これで作成した画像は商用利用ができません。ホームページに使う画像は、ホームページ自体が商用ですので、商用利用とみなされる可能性があります。
有料版のChatGPTを使用すれば問題ありません。

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