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暮らしの中で聴きたい曲リスト

暑くて暑くて、比喩でなく溶けてしまいそうな毎日だが、皆様どのようにお過ごしだろうか。
私はというと、晴れ時々曇り、みたいなメンタルでなんとかやっている。
梅雨が明ければ、きっと夏が本気を出してくるだろう。
うんざりしそうな暑さでも、生活の中に楽しみを見つけて、休み休みでいいから、暮らすことを続けてゆきたい。
そんな今日は、日常生活に取り入れたくなる、やさしい音楽たちを紹介したいと思う。

※ちなみにこの記事の見出し画像は、私が盛岡でひとり暮らしをしていた時の部屋である(笑)

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①マカロニ/Perfume
ゆっくりと心地いいリズムの曲調に、どこか切なさが感じられる、素直でやさしい歌詞。
この曲を聴くと、まるで温かいスープを飲んだ後みたいに心がホッとする。

これくらいのかんじで いつまでもいたいよね
どれくらいの時間を 寄り添って過ごせるの?
これくらいのかんじで たぶんちょうどいいよね
わからないことだらけ でも安心できるの

最後のときが いつかくるならば
それまでずっと キミを守りたい

歌詞より一部抜粋

作詞作曲の中田ヤスタカさん、いくつ神曲を生み出せば気が済むのですか。
この曲を聴くと、自分と、周りにいてくれる大切な人たちの幸せを願わずにはいられない。


②日常/星野源

ギターの音色に、星野源さんのやさしい声が乗り、唯一無二の世界観が完成している。

無駄なことだと思いながらも
それでもやるのよ
意味がないさと言われながらも
それでも歌うの

理由などいらない
少しだけ大事な物があれば それだけで

歌詞より一部抜粋

源さんの書く歌詞は、どんな時でも心にそのままスッと入ってくる。
それでいいんだよ、そのままでいいんだよと、肯定してもらったような気持ちになるので、少し気落ちしている時などにも、とてもオススメ。


③くだらないの中に/星野源

またまた星野源さん。
こちらは13年も前にリリースされた曲だ。
この曲も本当に歌詞が良くて、やはり源さんは天才だと思う。

魔法がないと不便だよな
マンガみたいに
日々の恨み 日々の妬み
君が笑えば解決することばかり

首筋の匂いがパンのよう
すごいなあって讃えあったり
くだらないの中に愛が
人は笑うように生きる

歌詞より一部抜粋

どんな生き方をしたらこんな歌詞が書けるのか。
日常の、それこそくだらないような出来事の中に、「愛」を見出している。
人間は辛いことがあっても、1人になりたくても、結局は誰かと笑い合って、誰かと繋がりたい生き物なのだろう。
源さんの作る歌もそうだが、聴くと安心感を与えてくれる源さんの歌声が、私はとても大好きだ。


④生活革命/PEDRO

お次は、元BiSHのメンバーであるアユニ・Dがベースとボーカルを務めるバンド、PEDRO(ペドロ)の1曲だ。

ひとりで四角い部屋に収まってたけど
君となら宙を舞いどこへでも行けた

みんな死ねと 叫んだ時に 君は言った
「ふたりで生き残ろうね」
帰ってきたら 一緒に寝よう
明日もちゃんと起きれるように

おやすみ
おはよう

歌詞より一部抜粋

アユニの特徴的だが真っ直ぐな歌声が、これまたいい味を出している。
やはりこの曲も「孤独」ではなく、誰かと関わることの幸せを、どこか表現しているように思う。
1人は楽だけれど、孤独は嫌なのだ。
だけども1人でいることを否定しない、そんな曲だと私は思う。


⑤ひとり暮らし/なきごと

最後は、ひとり暮らしと楽しさと寂しさを、ポップに歌い上げたこちらの1曲だ。

なかなか減らないシャンプーと
計画的なコンディショナー
浮き彫りになった生活が
愛おしくて腹立つな

あぁ、嫌だなぁ 1人深夜のコンビニ
あぁ、嫌だなぁ 期限切れの牛乳も
あぁ、嫌だなぁ 嫌だなぁ
やっとわかってきたんだ

歌詞より一部抜粋

ひとり暮らし経験者なら誰しも感じたことのある感情を、見事に表現していて脱帽。
そして、ボーカルの水上えみりさんの歌声がとても可愛らしい。
私ごとだが、来月初めてライブに参戦する予定があるのでとても楽しみである。
「暮らすこと」を精一杯頑張っているあなたに、聴いてほしい。

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いかがだっただろうか。
どれか1曲でも、聴いてみたいと思ったらぜひ、聴いてみてほしい。
そしてどこかやさしい気持ちになれたなら、私も嬉しく思う。
最近、「生活」することに愛おしさのようなものを感じる。
ただ当たり前のように暮らすことすらできない人もいるなかで、自分はとても恵まれているのだと。
淡々と過ごしてしまいがちだけれど、あえて細分化して、ひとつひとつの行動に意識を向けてみるのも悪くない。
日々の暮らしを、気に入った音楽と共に過ごしていけたら、きっとそれは素敵なことだと思う。

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