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手間を愛す

ティーバッグではなく茶葉から、なんなら手鍋でミルクティーを作る。
生姜チューブではなく、生姜をおろし器ですりおろす。
市販のルーじゃなくて、スパイスでカレーを作る。
そういうひと手間が、料理の楽しさを底上げするんじゃないか?と私は気がつきました。

コンビニで買えてしまうスイーツも、あえて自分で作る。そんな日も良いです。
ミスドを素通りし、家でドーナツを揚げてみたり、ケーキ屋を横目に見て家でパウンドケーキを焼いてみるのもいい。
最近、高校生の調理実習ぶりにクッキーを焼きました。
米粉とバターを使った、シンプルなクッキーです。
それが、笑ってしまうくらいなまっちろいクッキーになってしまいました。

味はバターのおかけでそれなりです
なんか満月みたい


お菓子作りは、レシピが命とよく聞くけれど、レシピ通りでもこの有様です。
何かが私の心に火をつけたようで、近々リベンジマッチを開催予定です。

むね肉のチキンカツ

揚げ物するのも悪くないです。身体には悪いです。
工程がそれなりに多くて、手間がかかるけど、ちゃんと美味しいです。
カレーを煮込んで、カツも揚げちゃって、そんな休日はどうだい?と提案します。

かぼちゃの豆乳シチュー

ルー不使用で作りました。
かぼちゃをペースト状にして、米粉でとろみをつけて、豆乳とバターでまろやか〜になります。
むね肉は火を入れすぎると硬くなるので、粉を振って先に焼くと、柔らかくて美味しいです。
正直、バターを入れるか迷いましたが、美味しいものをさらに美味しくするという名目なら、迷わずに入れてしまった方がよろしい。
罪悪感ごと消してしまえる美味しさが、そこにはきっとあります。
というか、バターは白いから0カロリーです。

結論何が言いたいかというと、料理は楽しい、美味しいは嬉しい、ひと手間で満足度は上がる、です。
しかし、矛盾するようなことを言います。
あまりにも生命エネルギーが枯渇している時は、出前しろ!スーパーのお惣菜に頼れ!コンビニ弁当でよろしい!それも忘れてはなりません。
なんでもない日にケーキを買って帰っても良い。それができるのが大人、という気がしないでもないです。大人は楽しいです。

パンケーキを上手に焼くには、やはり何度も焼いて、コツを自分で見つけることだと思います。
初めて作ったチャイミルクティーはスパイスが薄くてほぼミルクでした。
何事も初めてはそれなりで、何がが足りない。
2回目はきっと、少しばかりの成長が見える。
楽しい、また作る。上手くなる。
世の中には、好きこそものの上手なれ、で仕事を得た人も少なくないのではないでしょうか。

それにしても、連休明けの仕事ほど辛いものはないですよね。
明日も家でカレーを煮込んでいたいです。

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