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個人事業主か法人化か

IC協会 事務局長あらため理事長の岩松祥典です。

先日、先輩ICのHさんとご近所飲み。
お互いの趣味のひとつが絵描きなので
(Hさんは水彩画、私はパステル画)
おおいに絵作りの話題で盛り上がりました。

ひとしきり絵について語りあったあと
ふとHさんがこんな話をされました。
「年金をもらうようになったんだけど
 個人事業主ではなく法人にしておいて
 良かったなぁと思っているんだ。
 年金の額が全然違うもの・・・」

まぁ、その分、厚生年金を払い続けてますからね(笑)

この先、年金がどうなるかわかりませんが
独立相談されるときの話題のひとつが
個人事業主としてスタートすべきか?
 法人登記してスタートすべきか?

というもの。

その際に私はいつもこう言ってます(笑)
どちらでもいいです!
 まずは案件を充分に確保できるように
 動きまくることが先決ですから!

なんだか、そっけない対応してますね、私(汗)

ちなみに、IC協会の会員のなかには
法人格と個人事業主の”ふたつの人格”
ご商売されている方がいらっしゃいます。

それはなぜか?

まず、法人の場合、給与所得控除があるため
経費計上できるものは限られています。
例えば、スーツ代や靴代などは不可です。

そこで、個人事業主としての事業を
法人登記している事業内容とは異なるものとして
原稿執筆や出版物印税、セミナー講演などを
設定しておくことで経費計上できる科目もあります。
※ 事業内容として計上可能な科目が何なのかの
  具体的な詳細は、税理士に相談されたほうがいいと思います。

いずれにしても、独立して軌道に乗った時点で
個人事業主がいいのか法人化したほうがいいのかを
あらためて見直してみる
こと。
まぁ、大手企業と取引することが多いのであれば
法人化していることを契約条件にされることもあるので
法人登記しておいたほうが得策でしょうね。

本日もお付き合いいただき、ありがとうございます。


 

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