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IC協会 理事長の岩松祥典です。

先日、甥の結婚式に参列してきました。
入籍は昨年したものの、コロナが落ち着いたということで
結婚式・披露宴はこの4月に行われました。

可愛い甥の結婚式なので、それはそれは嬉しかったです。

一方で、驚いたのが「プロが作った感」満載だったこと。

親族顔合わせのときに新郎新婦の母親に渡された額。
幼い頃の写真とハネムーンで撮影した写真とともに
育ててもらったお礼が印字されたものが額装されていました。
おそらく、ブライダル会社のフォーマットに沿って
事前に準備してもらったんでしょう。

人前の結婚式では、司会が舞台俳優のような方で
地声も通るし、長い台詞も完璧に暗記して流暢に抑揚つけて話す。
フラワーシャワーも人数分準備されていて
舞い上げるタイミングまで事前にガイダンスあり。

披露宴もプロの司会者(なのかな?ブライダル会社の社員かな?)
式次第は、昨年参列した知人の披露宴と全く一緒。
式場側が準備した新郎新婦のプロフィール。
ひとり1人へのメッセージがテーブルに置かれている。
ケーキ入刀のときには、新婦が新郎にケーキを食べさせる。
そのあと母親が呼び出されて、それぞれからケーキを食べさせられる。
友人たちのスピーチが2名だけ。
宴会芸などは一切無しで、くじ引きで賞品が当たるイベントあり。
両親への感謝のときには、生まれたときの体重と同じ重さのお米を渡す。

圧巻だったのは、最後に流された動画。
ハネムーンで撮影された写真は
ブライダル会社が手配したであろうプロのカメラ写真。
当日の写真も、きっとシナリオがあったのだと思うけど
ちゃんとストーリー性のある仕上がりになっていました。

すべてパッケージになっているからこそ
プロっぽいと感じてしまいました。
良く言えば、完璧な仕上がりであり
悪く言えば、「らしさ」が少なく
微笑ましい素人っぽさは一切ない。

時代は変わったなぁと思う出来事でした。
昔のような宴会芸とか、新郎が飲まされて酩酊するとか
もうあまり無いのですね。
あれはあれで、好きだったんだけどなぁ。

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

※写真は散歩途中で見つけた藤棚です。季節を感じます。

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