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教え方の違い

IC協会 理事長の岩松祥典です。

私の趣味のひとつである絵画。
その勉強のために、ふたつの教室に通っています。

そのふたつの教室の先生は
教え方がまったく違います。
あたりまえですよね(笑)

A先生は、「やってみせ、言って聞かせて」タイプ。
モチーフをデッサンしているときから
モチーフを描く大きさ、形などについて
バンバン指摘してこられます。
しまいには、「ちょっといいですか?」と言って
私の木炭を取り上げて、自分で描き始める(笑)
色付けしていても、同様。
特に、固有色のとらえ方には、とても厳しい。
しまいには、「ちょっといいですか?」と言って
私のパステルを取り上げて、自分で描き始める(笑)
指摘は多いけど、あまり褒めない先生。
基本的なことを数多く教え込むという方法。
これから、芸大美大を受けるには適任な教え方。
楽しくないけど、基本が身につきます。

B先生は、「やらせてみて、ほめて」タイプ。
描いている間は、ほとんど口を出さない。
たまに、「ちょっと、このあたり寂しくない?」など
ヒントを与えてくれる。
「素敵じゃない~!」「これ、面白いね~!」と
褒めることで、こちらの気分を乗せてくれる。
視線誘導とか、下地作りとか、美しさなどの
色々な観点は教えてくれる。
最後にチェックするとき、ほんの少し手直しをして
こうすればもっと良くなるんだな・・・というヒントをくれる。
毎回、「今日は、何点の出来だった?」と聞いてくれるので
自分で考える癖がつく教え方。
学びはA先生ほど多くはないけど、楽しい~!

日頃、教える立場なだけに
教えてもらう立場になると、その違いがわかりますよね。

本日もご覧いただき、ありがとうございます。


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