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オンライン勉強会についてVTuberから学んだこと。

諸君!VTuberは好きか!?私は大好きだ。特に宝鐘マリンが大好きだ!!でもこの記事ではマリン船長についてはあんまり書かない。本当は書きたいが!書かない。

こんにちは。広島でSEをしているナカミチ(@ici_mici)と申します。JBUG広島というコミュニティの運営者です。JBUGはnulab社の提供するプロジェクト管理ツールBacklogのユーザー会で、ツールをどう使うかやプロジェクトマネジメントについてワイワイ話したりしています。

この記事はライブ配信アドベントカレンダー2020の12/3 担当分です。

このご時世でJBUG広島もご多分に漏れず、オンライン勉強会へ移行し活動を続けております。いやぁね。そりゃもう、開催するの大変で、初回はどうすりゃいいのさって感じでしたよ。。。まーあいろいろ学びました。具体的なテクニックやら準備やらについては ↓ これに書いているので、興味がある方は見ていただければ幸いってもんです。

この記事では、VTuberの配信を見ていて、なるほど!と思ったこととか書きますね。

コンテンツへの介入という魅力

これはコメントできたりすることが可能な配信に限るのですが、ライブ配信と録画映像の決定的な違いってのは、視聴者がコンテンツに介入できるってことだと思うんですよ。

歌番組見ながらTwitterにつぶやいたとしても、ただの感想がインターネットに放出されるだけじゃないですか。時々テレビの下っ側に流れることもありますがね。

でも、ライブ配信は違う。下手すれば自分の書いたコメントが配信の内容自体を書き換えてしまう可能性を持っているわけですよ。

VTuberは実にこれをうまくやっている。「船長かわいー(船長は宝鐘マリンの肩書です)」ってコメントしたら「かわいい!ありがとう♥」なんて言われたり、「ものまねしてみて!」ってリクエストに応えてくれたりする。赤スパ投げたら名前付きでお礼言ってくれたりする。

赤スパとは1万円を超える投げ銭のことです。お布施です。妻が記事を読む可能性があるので断っておくが私は投げ銭をしたことはございません。 

そりゃあたまらんですよね、きっと。実に景気のいいことで、こんな記事まで書かれる始末ですよ。

そこで思った。オンライン勉強会にもコンテンツへの介入要素を増やしたら、もっと面白くなるのではないかと。

例えば、発言者に従ってコーディングする超モブプロ会とかね。うーんでもやっぱりセッション中にリアルタイムで登壇者が疑問に答えてくれるのがいいですかね。

人間が快感を感じるのはオンラインでも一緒

人が最も快感を感じるのは、自分が受け入れられた時なんじゃないかなと常々思っていまして。それは共感であったり、賞賛であったり、手をつなぐことだったりするわけなんですが、自分はひとりではないって感じることにものすごく快感を覚えるわけです。少なくとも私はね。

昔、アイドルはブラウン管の中やステージの上の存在でしたよね。そこに会いに行ける、握手できるアイドルとしてAKBが現れ一世を風靡しちゃった。そりゃ握手できるアイドル応援しちゃいますよね。ステージ上でお決まりのように叫ぶ「みんなありがと~」が、「みんな」じゃなくて「自分」になるわけで。きっと握手しているときや言葉を交わす瞬間、自分は受け入れられたって感激しているはずなんですよ。これって直接会えるからだと思ってました。

でもVTuberはオンラインでもそれができるって証明した。参加者の名前を読み上げ、コメントに反応し、微笑みかけることで、数万人という同時接続者を持ちながらも参加者を受け入れて見せた。

多くても数百人の勉強会でできないわけないよなとか思うわけです。

コンテンツ作りも大切だけど、ふれあう時間を増やせばいいかも

じゃあどうやるんだよ!って話です。

それがわかったら苦労せんわ!!

いやちょっと真面目に書きます。オンラインの勉強会って基本的に何かを学ぼうとか伝えようってやってるわけで。核となるコンテンツがあるわけですよね。それで、コンテンツ作りをめっちゃ頑張るわけですよ。素晴らしい学びを!って感じで。でもコンテンツだけで勝負するのって無茶苦茶難しい。それこそYOUTUBEにはジョブズのスピーチだったり世界のトップたちが教えてくれる動画がゴロゴロ落ちているわけですよ。そこにコンテンツの力だけで勝負するのはしんどい。

それならコンテンツへの介入や交流で楽しい会にするほうがいいんでないのかと考えるようになりました。それを実現するにあたって、ふれあう時間を設けるのって大切なんじゃないかなあと。登壇者にはセッションの途中でツイートを眺める時間を定期的にとってもらうとか、Discordに参加者を全員ぶち込んでわちゃわちゃしながらセッションを眺めるとか。強制的にそういった環境や時間を準備して、双方向性を強く生み出すってのは一つの手なんだと思います。

僕がすごく好きで参加している勉強会の中に、完全に参加者ドリブンで進んでいるものがあって。お題があって、それについて皆でチャットに書き込む、それを主催者が随時読み上げるって進行なんですけど、皆で学んでる感半端ないです。顔もわからないけど仲間がいるなーって感じます。

まあ、いろいろ書きましたが何が正しいかなんてわからないし、試行錯誤の連続です。でも考えて考えてライブ配信は面白いものになっていくんだって思います。私も日々精進してまいります。

ではみなさん素敵なライブ配信を!


宣伝!JBUGの配信のアーカイブはこちらで見ることができますよ。最近はJBUGゲリラ的に配信したりもしています。フォローしてくれたら配信開始時に通知が来るので、ぜひぜひお願いします。

そしてconnpassのJBUGのメンバーになっておけば、いいことかるかも!いやある!

ではでは、とりとめのないひとりごとにお付き合いくださり、ありがとうございました。

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