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Backlog World 2021運営委員長としての決意表明 [コミュニティと器について]

Backlog World 2021の運営委員長を務めさせていただくこととなりました
中道(@ici_mici)と申します。広島でSEをするかたわらJBUG広島を運営しております。

運営委員長としての決意表明とコミュニティへの想いを書こうと思います。

決意表明

私の決意表明は以下の通りです。

先人たちが築いてきたJBUGの文化を継承し存続させ、Backlog World 2021に関わってくれた全ての人に新しい眼と勇気を与えることを約束します。

JBUGとBacklog World

JBUGはnulab社の提供するプロジェクト管理ツールBacklogのユーザー会です。プロジェクトマネジメントについて気軽に考える場として全国の支部で活動を続けています。私自身JBUGの広島支部を運営しております。

Backlog Worldは全国のJBUG支部が集結し知見を共有する年に一度の大舞台です。平たく言えばプロジェクトマネジメントのお祭りです(堅苦しくない夏祭りっぽい感じかな)。

なにを伝えたいのか

Backlog World 2021に参加した方に「明日からこうやってみようかな!」をお渡ししたいなと考えています。

プロジェクトマネジメントといえば難しい印象を受けるかもしれませんが、私は仕事のよりよいやり方だと考えています。今より効率的に、メンバが気持ちよく行動できるような方法がプロジェクトマネジメントなんじゃないかなと。これって何かの世界に精通した人だけでなく、ひとりひとりの中に素晴らしい考えが眠っていると思ってます。何気なく日々実践しているマネジメントの技術や思想を共有できる場を作りたいです。

仕事のよりよいやり方を皆で探すことが出来れば、それってとても素敵だと思いませんか?

ものすごく影響を受けたスピーチがあります。TEDxSapporoで植松さんがお話しされた「思うは招く」という話です。この中で植松さんは難しいことにぶつかった時には「じゃあこうやってみたら?」って皆が伝え合えばこの世界はもっと良くなるとお話されています。私もJBUGやBacklog Worldを通して「こうやってみたら?」を伝えることが出来れば何よりもうれしく思います。

コミュニティは癒しという考え

JBUG広島を一緒に運営している石橋さんが言ってたのですが、コミュニティには学びの他に癒しの側面がある。普段社内で悶々としていたり孤独を感じている人が「ああ私は間違っていなかった」とか「ひとりではなかった」って気持ちになる場でもあると。私はこの考えがとても好きです。

なにかを変えようよくしようって人はすごく孤独だったりします。
現状維持バイアスは大きな壁として立ちはだかってきます。

社外のコミュニティに参加して業務時間外でも勉強しようって人は社内で孤独だったり不安だったりすることがあるんじゃないかなと。

私自身コミュニティから多くのものを受け取ってきました。最先端の技術もですが「こんな人がいるんだ!僕も頑張ろう!」って感情が一番大きな財産です。私が受け取ってきた財産を、今度は参加いただいた方々に渡すことがコミュニティ活動をする上でのひとつのモチベーションです。

器について

コミュニティをはじめ会社や部活動といった組織は人の集まりです。私たちは何かしらの組織に所属し少しばかりの不満を感じたりしながらも恩恵を享受しています。

私は大学時代にギターオーケストラで指揮者をしていました。当たり前のように部活動にいそしんでいたのですが、ある時ふと気が付いたんですね。どこかの誰かが「皆で集まってギター合奏がしたい」って思ったからこの組織は生まれ、何十年も続いているんだなって。私がどれだけギターが好きでも一人ではオーケーストラで演奏なんてできないんだって。

コミュニティも同じなんですよね。プロジェクトマネジメントの勉強がしたいなって思った時、先人たちが作ってくれた器があるからこそ所属し知見を得られるんだなって。

何気なく参加しているコミュニティですが作り上げ存続させることはとても大変だと思います。私はJBUGをはじめとしてコミュニティを作ってくれた方々にとても感謝しています。

決意表明で述べましたが、私が運営委員長をやろうかなと思ったのは先人たちの作ってきたJBUGの文化や器を繋いでいくことに大きな意義を感じるからです。

JBUGはとても素敵なコミュニティです。
Backlog World 2021 も素敵な会となるよう尽力いたします。

前運営委員長の西馬さんと対談しました。JBUGへの想いやBacklog Worldの話をさせていただきました。ぜひ見てください。


運営委員長として考えていることを書きました。お付き合いいただきありがとうございます。


次回予告

Backlog World 2021のテーマについて。

おまけ

植松さんのお話 とても素敵です




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