MTBを中華パーツで12速化
事の経緯
2018年頃に買って以来、年に数回ファンライド的に楽しんでいたレベルのMTBがさすがに6年経過してドライブトレイン周りの消耗が激しくなってました。
そういうわけで、思い切って12速化することにしました。
現状
交換前にまずは現状について記しておきます。
公式サイトからの転載です。
後述の一部パーツ以外はこの構成のままです。
このうち、タイヤは「IRC TANKEN」、ホイールは「PAX PROJECT」、ペダルは「ROCKBROS」、ステムは「FUNN FUNNDURO」に交換済みです。
交換パーツ
今回12速化するにあたっては以下のパーツを交換する予定です。
各パーツは既に確保済みです。
【クランク】中華 フロントシングル 32T Boost 24mmシャフト
【シフター】中華 12速用シフター
【ディレイラー】中華 12速対応リアディレイラー
【スプロケ】中華 12速11-52T
【BB】中華 BSA 68/73mm
ご覧の通り、オール中華で送料込み18000円ほど掛かりました。
クランクとBBはアリ、それ以外はYah◯oフリマです。
この他、グリップも結構劣化していますが、今のままでも使えないこともないのでこれについては入手し次第交換予定で、2000円程度の予算です。
交換手順
本来、9/28に出走予定のエンデュランスに間に合わせなければならないのですが週末天気が悪かったりやる気が出なかったりでチェーンと左クランクとペダル外したとこで止まっているので、ひとまず手順をまとめておこうと思います。
既存パーツ取り外し
フロントシフター&ディレイラー、チェーン、ペダル、クランク、BB、リアシフター&ディレイラー、スプロケットを取り外します。
ほぼ順不同で良いかと思ってましたが、クランク周りの取り外しはちょこっとコツがあるのでそこだけまとめておきます。
現状スクエアテーパータイプのクランクが付いています。
1.8mmの六角レンチでクランク固定ボルトを外す
→左右とも正ネジですので固い時はペダルに足を乗せ、レンチにうまく体重をかければ外れるはずです。
2.6mmの六角レンチでペダルを外す
→ドライブサイド(右側)は正ネジ、ノンドライブサイド(左側)は逆ネジなので注意ですが、六角レンチを向かってリア側に伸びるように挿して下側に荷重をかければ緩みます。固着している時は「確実にレンチを掛けた状態」で片足を乗せてゆっくり体重をかけると良いでしょう。
3.コッタレス抜きでクランクを外す
→特にコツはないですが、レンチはしっかりしたものを使うのが吉です。
※9/25現在、ペダルレンチでやったらコッタレス抜きが舐めそうになっているので左クランクを外したところで中断中です。
※9/26現在、ややゴツめのモンキーレンチで右側も無事取り外しに成功しました。どうも工具とクランクの四角い穴のクリアランスがほぼ無い状態で引っかかり気味だったようです。
4.BBを外す
→ペダルとは逆でノンドライブサイド(左側)が正ネジ、ドライブサイド(右側)が逆ネジです。左側から外します。
5.ケーブルガイド取り外し
→ダウンチューブ下のケーブルガイドを外します。細かいパーツなので紛失注意です。
一部割れているので後日スペアを買いに行こうと思います。
6.その他のパーツ取り外し
→その他のパーツは任意の順で外します。ブレーキは使い回すのでオイル漏れなどしないように丁寧に。スプロケットも忘れずに取り外します。
7.洗浄
→フレーム側は主にリアディレイラーハンガーとBBシェルを綺麗にします。ペダルも流用するので綺麗にします。ホントはペダル軸のグリスアップもしたいのですがこれはまた後日にします。
パーツ組み立て
クランクとチェーンリングが別体なので組み立てておきます。
付属のT25ボルトを3本使います。トルクはたぶん8N・mくらい。
また、BBに使うスペーサーの数がBBシェル幅によって調べておく必要があります。
68mmなら左1枚右2枚、73mmなら右1枚です。
BB取り付け後の幅が96.5mmになるのがミソのようですが、間違って左に多く挟んでしまっても同じ幅になってしまうのでそうならないように注意です。
あと、フリマで買ったリアディレイラーはマニュアルがないのでとりあえず観察してみたところ、なんとなくシマノっぽい感じがしました。
というか、UDHじゃないディレイラーは大体どこも似たような構造(B,L,Hの各ボルトで調整するタイプ)のような気がします。
取り付け手順
実際に取り付けたら細かい点について更新しますが、ざっとこんな感じで出来るはずです。
1.BB取り付け
→BBシェルが73mmだったのでマニュアルに従いスペーサーを右に一つ入れて取り付けました。
2.クランク取り付け
→こちらもマニュアルに従って取り付けましたが、右クランクの8mmのボルトを規定トルクで締めると何故かクランクが回らない状態になってしまうので9/26現在は中断中です。マニュアル通りにやっているつもりですがプリロード用のパーツの扱いに不安があるのでそこが間違っているかもしれません。
3.ペダル取り付け
→クランクに付属しているワッシャーを使用する以外は特に変わったことはしなくてOKでした。
4.スプロケ取り付け
→フリーボディにかじりがあるからか、そもそも中華スプロケットの精度が悪いのか分かりませんがすんなりとはいかず、金槌で持って叩き込みました。「叩き込み」という字面ほど思いっきり叩いたわけではなく、ウェスを挟んで細かくトントンした感じです。
ロックリングは普通に締まりました。工具もシマノ用でOKです。
5.リアディレイラー取り付け
→52T対応のためかBテンションボルトの辺りに謎のプレートがあり、それをどういう位置にして取り付けるのか悩み中です。とりあえずシマノのディレイラーを参考にして仮付しています。
6.リアディレイラー可動域調整
7.チェーン取り付け
8.シフター取り付け
→ハンドルの端が若干めくれててすんなりハマらなかったので叩き込みました。
9.シフトワイヤー取り付け
→フルアウター。シリコンスプレーする。
10.ケーブルガイド固定
11.変速調整
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