富士ヒルと練習日記

来年の富士ヒルどうする

ハーフマラソンも終わっていないのに何を余計なことを考えているのか？と自分でも思いますが、ふと来年の富士ヒルのことが頭をよぎったので、よぎったついでにとりあえず今から予約できる宿を探して押さえてみました。
今のところはっきりした日程は出ていませんが「6月第1週」とホームページに書かれているので6/1から1泊分を仮押さえという感じです。

そういうわけで、来年の富士ヒルどうする？については「もちろんエントリーします」ということになります。
ちなみに、今年は念願のブロンズリングを88分で獲得し長年の目標を達成しました。
来年はシルバー！とぶち上げたいところですが、あと8ヶ月でラン練しながら13分1秒縮めるのはさすがに容易でないと思うので、間を取って「81分30秒」を目標にします。

練習プランはあまり深く考えず基本的にはボリューム重視で、シクロシーズン中はクリスクロスを追加したり、3月くらいからは時間走を取り入れたりしようかなとぼんやり考えています。
2月にはマラソンにエントリーしているのでそれまではラン込みで15時間/週くらい乗り込み＆走り込み、それ以降はランの方は走力維持程度のボリュームに据え置いてヒルクライム練にシフトします。

時間走は昨日の時点でSST下限66分出来たので、これをベースに段階を踏んでSST下限80分、SST中間80分、L4下限以上80分を目標にします。
途中、行けそうならFTP測り直しも視野に入れますが基本的には今の数値(多分実際のフィジカルよりちょっと高い)設定でやりましょうか。
時間走は今年のブロンズ取得に向けてやったトレーニングの中でも特にメンタル面で効果的だったので今後も期待しています。

あとは体重ですかね。
今年の富士ヒルでは減量はうまく行かず、想定より4kgくらい重かったので来年は目指せ59kgです。
現在大体64～66kgをうろついているので、-1kg/月を目標にゆるく頑張るだけでも目標は達成できる見込みなんですが、私、実はバセドウ病を患っておりますのでそっちの病状如何では体重コントロールがうまく行かないことも考えられます。

というか、何を隠そう今年の減量失敗がまさにそれでして、実際2月くらいまでは順調に痩せてたんですよね。そう、順調すぎるほどに。
それが結果的にはバセドウ病悪化によるものだったので、症状が落ち着くとともに体重減らない、或いは増加するという状況に陥ってしまいました。

バセドウ病とは、簡単に説明すると「甲状腺の機能が亢進する病気」で、要は「異常に代謝が活発な状態」になるわけです。
それすなわち「食べても太らないしちょっと食べないだけでガンガン痩せる」という一見嬉しい状態なんです。
でも、そこは病気なので短期的には減量が進んでハッピーなように見えてもそれは筋肉が落ちまくってるだけだし、四六時中代謝が上がっている状態なので寝てても運動しているみたいになってて疲れが取れなくなり、もちろんパフォーマンスも落ちるわけでちっともハッピーじゃないんですよね。

汗も増えるし、集中力も落ちるし、心臓が活発に動いて眠れない、血糖値が下がりやすい、血圧上がりやすいetc、ホルモンが関係するだけあって病状は多岐に渡ります。
そして、症状が落ち着いてくると体調が良くなる反面、「食べると太るし食べなくてもなかなか痩せない」状態になるわけです。

個人的にバセドウ病の厄介なところは特に2つあると思っていまして、そのうちの一つが「症状が改善しても食欲が落ちない」ところです。当然体重は増えます。
バセドウ病の治療薬は基本的に甲状腺の機能を抑える方向に作用するだけで「太る」という副作用はないんですが、代謝が落ちるのに食欲が変わらないから太るわけですよ。
運動しなくなったのに食生活が変わらないとリバウンドするのと同じ理屈です。

ちなみにもう一つの厄介な点は「症状の良し悪しに大きな波がある」ところです。
簡単に言うと「急激に悪化もしない代わりに急激に良くもならない」という感じですね。
例えば今月血液検査したとして、来月結果を見てから薬の量を変えても問題ないくらい変化が緩やかなんです。
そうなると「ちょっと検査結果が良くないから薬を増やしましょう」となっても数値的に改善されたかわかるのは2ヶ月後なんですね。
(食生活を変えないままなら体重が減らなくなってくるので検査結果を聞く前に状態がなんとなくわかることもある)

以前、バセドウ病に苦しんだプロスポーツ選手と直接話しをする機会があった時に聞いたんですが、シーズン中に悪化しても薬ですぐに改善しないことで目的のレースと体調が合わず、成績が落ち込みかなり苦しんだとのことでした。
最終的にその方は甲状腺を摘出したそうで、その後は私の知る限り日本でも屈指の強豪選手として活躍しています。

ちょっと話が長くなりましたが、こういう事情があるので減量は病気の治療とうまく両立させていかないとダメで、かなりのストレスになるんじゃないかと思うと今から食欲が止まらなくなりそうです。

練習日記

案の定朝ランはしませんでした。
さらに仕事終わった後に会議が入ってしまい帰宅も21時を過ぎてしまったので、とりあえずL4意識して30分zwiftしました。
パリピ孔明のドラマを見ながらやりましたが、L4下限くらいでもちょっとテレビに意識が向くとターゲットゾーンより下がってしまっていまして、まあ、昨日の疲れもあるし30分でやめときました。

3.46倍くらい。
平均でもL4加減未満だけどまだ先は長いので気にしない。

明日以降はケアとカーボローディングに専念します。