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MGCとジャパンカップサイクルロードレースと練習日記

MGC

本日はMGC、いわゆるマラソングランドチャンピオンシップでした。
生憎の雨でございましたが選手の皆さんの力走は見事でした。
NHKでは女子を、TBSでは男子をそれぞれ中継していたので滅多に使わない2画面機能をフル活用して視聴しておりました。
鈴木健吾選手のリタイヤ、細谷恭平選手の転倒→リタイヤ、市田美咲選手の転倒からの奮闘、どれも目を離せませんでしたね。

男子のハイライトはなんと言っても川内優輝選手の爆走でしょう。
35kmまで独走のみならず集団に追いつかれてからの粘りの走り、惜しくも4位となりましたが敢闘賞があるなら間違いなく川内選手が獲っていることでしょう。
逆に大迫傑選手は少し詰めが甘かったように見えました。競技場に入ってからの追い上げは素晴らしかったものの2位に一歩届かなかったのは赤崎暁選手の実力を甘く見たのか見誤ったのか、果たしてどちらでしょう。
それでも3位にきっちり入る辺りは流石の実力と言わざるを得ません。

女子は鈴木優花選手が強かったですね。
ほぼスタートからゴールまでみていましたが、あの強雨の中、しかもタイムより結果のMGCで自己ベストを叩き出すというのは本当に実力がなければ出来ないことではないでしょうか。
一山麻緒選手が飛び出し細田あい選手が付いた時には「この二人で決まりかな」と思いましたが早合点でした。
まさか一山選手を抜いてそのままゴールまで行くとは。

あと、個人的には12位の鈴木亜由子選手が気になりました。
週末○○T氏とレース後興奮冷めやらぬうちに何往復かLINEをした時に「鈴木亜由子選手の筋肉かっこいい」的な話を振ったら「逆にその筋肉が今日の天気では冷えて足枷になったのではないか」的な意見をもらい「なるほどな」と膝を打った次第です。
ゴール後に茫然自失となったかのように一点を見つめて微動だにしない美しい姿はまるで絵画のようでした。
女子の名シーンの一つと言ってもいいかもしれません。

ジャパンカップサイクルロードレース

宇都宮ではジャパンカップサイクルロードレースが、こちらも雨の中で開催されました。
ちなみに雨の影響で16周の予定が13周に短縮となっています。
ありがたいことにYoutubeで無料配信されてしましたので、MGCのゴールとインタビューを見届けてからの視聴しました。
そういうタイミングで見始めたのでレースは5周ほど進んだ辺りというところからになります。
既にアラフィリップ選手が独走状態に入っており、中継もほぼほぼ彼の独占状態でした。

レースが動いたのは7周すぎだったでしょうか。
メイン集団からブリッジをかけられ、かなり粘ったのですが敢えなくキャッチされてしまいました。
しかし、中継で見てても圧巻の走りでしたね。毎回思うんですけど、あの登り坂を平坦みたいに走るのホントすごいです。
しかし、10周目に再びアラフィリップが仕掛けましたがその後、マキシム・ファン・ヒルスが猛然とアタックし、アラフィリップの虚をつくかのように抜き去りました。
ただ、ファン・ヒルスの独走は長くは続かず下り終わるとキャッチされてしまいます。
12周目に出てきたのがルイ・コスタです。疾風スプリンターでもお馴染みの彼です。知らない人はアマプラ辺りで有料配信してるので是非見てください。熱いですよ。

そのままルイ・コスタ含め3〜4人が先頭集団として進み最終的に残ったのは、ルイ・コスタ、フェリックス、ギョーム・マルタンでした。
テンポよく先頭交代を繰り返して迎えた最終周。
フィニッシュに向かう坂も一見順調に先頭交代を続けてるように見えましたが、ルイ・コスタだけシッティングで回してるんですよね。
リアタイしてる時は気がつきませんでした。
改めて見ると彼だけ余裕があるというか少し余力を残してるようにも見えます。
そしてフラムルージュを過ぎて下り勾配に入ろうかというところでコフィディスのギョーム・マルタンが仕掛けます。
しかし、これは様子見みたいなフェイントみたいな感じですぐに落ち着きました。
残り500m、ジェイコのフェリックスが先頭を行きますがしきりに後ろを気にしてます。
仕掛けられても出遅れないようにすると同時に牽制する意味もあるのでしょうか。
そしてまだ誰も仕掛けません。

ゴール周辺の観客とコースを隔てるフェンスが見えてきたと思ったその時、最後尾にいたギョーム・マルタンが仕掛けました。
グイグイとフェンス側に進みルイ・コスタはたまらず位置を下げてしまいます。フェリックスは抜かされまいと必死に踏んでいます。
残り200m、ルイ・コスタは位置的に厳しいかと思ったらゴール前ストレートに入るところで外から捲ってきました。
そのままグングンスピードを上げて二人を抜きさり両手を掲げてゴール。
優勝はアンテルマルシェのルイ・コスタ、10/5に37歳になったばかりの大ベテラン、さすがの技巧と言ったところでしょうか。
思わず「巧いな!」と独り言を漏らしてしまいました。
2位はジェイコのフェリックス、3位にコフィディスのギョーム・マルタンという結果になりました。

個人的にはジェイコ推しなのでフェリックスに買って欲しかったですが、ルイ・コスタ、天晴れです。

練習日記

本日はこちらも雨天のため外を走りに行く予定は中止になりまして、代わりにメタバースに篭りました。

MGCやらジャパンカップやら、録画しておいたオトナプリキュア、最終話目前で止まっていた水星の魔女2期と鬼滅の刃刀鍛冶の里編を完走しつつ、7時間走しました。

最初の160kmは休憩なしで走り補給も走りながら菓子パンやエナジードリンクを摂取しました。

100マイル、つまり160km

そのタイミングで一度休憩し、シャワーを浴びてレーパンとシャツを洗濯済みの乾いているものに着替えて再スタートしました。

だんだんと膝も痛くなってきたので6時間辺りでもう一度休憩を挟み、残り1時間は強度が上がらなかったけどとりあえず完走しました。

そして、夕飯後、20時からグループライドイベントに参加しました。
初めて参加するイベントだったけど3.3-3.5倍のカテゴリに入ったら化け物だらけの無差別級だったらしくフルボッコにされてしまいました。
お陰で良い強度で本日のトレーニングを締めることが出来ました。

完全に蛇足、やらなきゃよかった

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