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【蝶ヶ岳の眺望は超よくて下らないダジャレが進む兆候】7/1上高地66日目


梅雨が明けてすっかり夏日が進む上高地は、このままだと8月が思いやれるというぐらい気温が上昇して、松本では40度近い気温という噂も。

幸い標高1500mの山小屋界隈では薫風ともいうべき、暖かく気持ちのいい風が吹く。
快晴が続いているので連休の初日は蝶ヶ岳登山へ出かけた。

朝5時に出発し、明神界隈から徳沢を超え、2時間かけて横尾山荘まで梓川を遡ると、蝶ヶ岳へ続く登山道がある。

横尾山荘本谷橋付近
昨夜の残りで作ったそば飯を半分朝食に
横尾山荘


およそ2時間弱かけて
樹林帯を超え視界が広ける寸前


蝶ヶ岳は稜線に出るまで景色の変化もない登りの樹林帯を黙々と登る。
これがなかなかの苦行なのだが、初心者でも登りやすく穂高の峰々を一望できる大人気の山。

穂高の峰々は幾つかピークを登ったけど、蝶ヶ岳ほど稜線に出た時のご褒美感(ギャップ)が激しい山も少ない。

樹林帯に囲まれながら、どの程度の高さに来ているかも分からず。

おいおいまだ続くのかコレ???

って所で一気に視界が広がる。

この辺からずっと嬉し過ぎて笑ってしまう
ウハウハしてます
稜線に出てからの1キロは
疲れも吹き飛び
羽が生えたようにフワフワ♪ルンルン♪


こちらは安曇野側でしょうか


素晴らしい眺望でした。
今回で3度目だったけど、蝶ヶ岳登山はいつも天気に恵まれている。

ちなみに初めての蝶ヶ岳は、家庭用カセットコンロと業務用小鍋(これが重い)を小屋から借りてサッポロ一番味噌ラーメンを作ろうとして、

風で火がつかず、原人のように足りない知識をかき集めて壁を作りなんとか火を点火しようとしたが、全くお湯が沸かず、40度ぐらいの所でガスボンベが尽きて

この世で一番まずいラーメンの記憶となった。

雲も丁度いい量で


残りのそば飯を半分食し
山荘にて手拭いゲット


頂上は極めてなだらか
穂高連邦一望です。
富士山どころかエベレストまでみえました
と小屋の連中に嘘自慢しました。


これから下山というタイミングで
名残惜しんだ景色
蝶登山にちなんで


下山路は徳沢まで降りて来られる長壁山を越える降る長くきつい山道が待っていて
途中花を愛でるスポットもあるのだが、正直登りの比じゃないきつい降りが待っている。

嘘だろ
まだかよ

が何度も何度も繰り返され

徳沢キャンプ場に13時半着、
ソフトクリームを食べておよそ1時間
心地よい風に抱かれ爆睡


疲れもしましたが、
それはとても良い疲れで、いい休日となりました。

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