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楽しかったマツリカを退職しました

ご無沙汰しています、いちしおです。140です。
入社エントリなるものを書こうと思っていたら、月日が経ってしまってしまい、まさかの退職エントリに。(遠い目

これは先週の金曜日、2020.11.06、つまり退職日の帰りの新幹線で書いています。
いやぁ、退職って言葉とてもネガティブに聞こえる言葉ですね。言葉の印象が、退職する人向けではなくて、される側向けなのかなぁ、などと思いながらツラツラと書き進めます。
事実は事実なので、このタイトルで。


マツリカで働き始めたのは2019.5から。
およそ一年半働いていました。
その前職では新卒から6年働いていましたし、なにより次の就職でも長く働くことを想定していたので
今回については私自身びっくりな選択をしたと思っています。

join初期


マツリカではQAエンジニアとして雇い入れてもらい、入社3日目からプロジェクトへ参画し、その直後からテストするおねいさんとしてお仕事を開始しました。

はじめてのすらっく
はじめてのリモート
はじめてのなかまたち

なにもかもが初めてでしたが、リモート的な働き方については何も問題がなく、むしろ無駄が最大限に削ぎ落とされて働きやすいとさえ感じられるほどでした。

そしてプロジェクト経験を経る中で、チームの問題点や、プロセス的な問題点などさまざまぶち当たり、チーム間連携の課題、QAチーム(職能チーム)での課題、問題と出会いました。
もちろん自分のテスト技術の未熟さや、自動化にまで手が回らないリソース状況など、さまざまな課題が自身にもありました。

リソースの問題のような、根本的に人が足りないという問題については会社側が解決するべき問題として一旦おき、
もっと根本にある無駄な業務や作業でリソースを圧迫していないか?誰かの作業待ちやプロセスのために無駄な時間が発生していないか?、そして無駄な作業によるストレスはないか?減らすためにはどうしたらいいか?もっと速く正確にチームを回すには?などの部分にフォーカスをあてて、チームメンバーから意見を募り、チームとして改善改善改善を繰り返してきました。

その中で気をつけていたのは、改善のために不便を強いないこと。その人のやり方やチームの癖を活かしてあげること。
つまり持続可能なやり方で改善やっていくことでした。
この考え方は改善だけでなく、全ての事柄で大事にしています。
そして「わたしだけがやって解決する」ことはNGとしたこと。
チーム全員が取り組めることが大前提でした。
ある程度の役割はしょうがないのですが、俗人化となると話は別です。
なんらかの事情でその人が抜けたときに崩壊するやり方は改善ではなくその場しのぎだと思っているからです。

その課題たちをやっつけるために、当時のQAの範囲を飛び出してPMのような仕事の仕方をしたりもしてきました。
(正確にはそこまでやらないと本質的に問題が解決しないため、やれることをやったということです)

やってよかったこと

あと個人的にすごくやってよかったというのが、成果の共有・登壇でした。
仕様書大事だよキャンペーンを入社から一年半継続してきましたが、今年の9月にあった社内勉強会で登壇した結果、直後から各チームが仕様書に取り組みはじめてくださったのです。
その光景を見てちょっと泣きそうになりましたw

登壇内容としては、所属するプロジェクトチームでやった施策とその効果(メリットデメリット)という感じでした。
やる前とやった後の比較もしています。
やはり社内で試みたことはどんどん発信、共有すべきなのだな、と痛感した瞬間でした。

そんなこんなで

QAエンジニアという枠なんてとっぱらって自身で出来うる限りの仕事をした、させてもらえたのがマツリカです。
成果に繋がるならば自由にやらせてくれた会社に感謝と、そして自社ではとても珍しく1年同じチームでやらせてもらったプロジェクトチームにも最大級の謝辞を伝えたいです。

前職ではやれる範囲を制限されていた中でもがいていたので、フルパワーでいろいろさせてもらえて本当によかったです。最高に楽しかったです。ありがとうございました。

なんで転職するの?

楽しかったのに?って気になりますよね。
ほんとに色々あります。
大きなものでいうと、

①自分が苦手意識のある業種にチャレンジできるのって気力的にも、年齢的にも、もう今が最後なんじゃないかなと思ったこと。

② 自分が入って助けられるなら助けていきたいと考えが基本的にある中で、次の会社の課題感に対してそれがフルに発揮でき経験値がよりあげられると思えたこと

③ 一年近く一緒に走ってきたプロジェクトチームがちょうど終わる(解散)時期で、次何するのかなぁと思ってたくらいだったので、自分を見つめ直す余裕があったこと

④ ③にも書いてあるけれど、プロジェクト完遂するタイミングだったこと

⑤ 自分が所属していたQAチームが、ちゃんとチームとして成熟していたこと。(自分がいた時は二人チームで今や4人以上います)

⑥ 自分がいなくてもいい感じで回れるポテンシャルがあると感じたこと、ならば新しいところで助けるのもいいかもしれないと思えたこと

もちろんネガティブな要素だってあります。
古参みたいな意見で、入った当初の雰囲気好きだったな、みたいなのもそれ。
でもそれは会社が大きくなり人が増えたりするにつれて雰囲気も成長してしまうから難しいことは私だって分かっています。
でも、そういう小さなことが心に積もって消化不良を起こしていたのもしれません。

次の一手


次はまた会社員をやります。

東京のスタートアップの会社で、関西からフルリモートで働きます。
お話いただいた段階で、自分は関西からのフルリモートでないと働けない旨はお話していました。
それでも、道を模索したいから一度お話しましょう、と言っていただけたこと、そして私のフルリモート事情(夫の転勤可能性)に理解を示していただいたこと、感謝しかありません。

マツリカに入る時もそうでしたが、
ワクワクと不安半分半分ですねw

実力で通用するのか、でも新しい刺激をたくさん受けてさらに成長も出来るのではないか!
と、こんな感じで不安になってはワクワクの繰り返しの毎日です。

次のjoinまでまだ、時間があるので知識部分もっと勉強したいと思っています。
引き続きどうぞよろしくお願いします!


いちしお

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