おすそ分け

秘密の時間

バイトに行くために朝6:00に家を出る。家族を起こさないようにそっと。

オレンジの電球色に目が慣れていたために、まだ暗い空が紫色に見える。
空気はまだ温まっておらず、風も吹いていない。ただ静かに朝がある。

この時間はまだ誰のものでもない。
だから朝が好きだ。

この感覚は、平日に旅行に行くとか、混んでない時間に美味しいご飯屋に行くとかとよく似ている。

そんな気分の時は、できれば誰とも会うことも手間もないような世界で生きていたい。これからもそういう考えで生きていく。

わたしの生活をあなたにあげる。

自分の趣味を人に教えることが好きだ。
ある種、傲慢。
でもよくやってしまうことランキングトップ5くらいには入るだろう。

たまに、料理に凝る時がある。youtubeとかで初心者でも覚えられるテクニックをや、美味しくなる理屈を学ぶ。

たまに、ギターを弾く。大学生になってから継続してないため高校の時に反復練習したフレーズしか弾けないし、耳コピしても一ヶ月後には忘れている。でも、無性に弾きたくなって一週間くらい毎日弾きむしる時がある。

自分の一部を人に教えることが好きだ。
凝った料理をあなたに食べてもらいたい。
練習したハナノユメをあなたに聴いてもらいたい。
もちろんこのnoteもあなたに読んでもらいたい。

行動原理は至極単純で、愛を伝えたいだとかそういうのみょん。

昔から、「モテたいからギター弾く」とかそういう感情が希薄で(ないわけではないのだ!!!)音楽や言葉を通して、自分がどういう人間か知りたいし、今演劇で役者をやっているのもそういう理由。
(「どういう人間か知りたい」は言い換えると、「なにに感動できるか」っていうこと)

地位とか名誉は最低限でよかった。好きになる人は性別関わらず一匹狼か引っ込み思案な人。馬鹿騒ぎが好きなフリをして、人を順位付けしてますって感じの人は大体友達じゃなかった。

気まぐれか必要に迫られてか自分に教えてくれる趣味の話も好きだ。

話が脱線したけど、「あなたのために作ったor練習した」っていう訳ではなく、
「自分のために生み出したものをあなたにお裾分け」したくて生きています。
それが「あなたのため」になったら素敵だと思います。
そういうものを狙いすぎてはいけないので、また、知らないうちに友達やこの記事を読んでくださっているあなたにおすそ分けをしにきます。

関連する僕の記事です。力作でもあります。
ぜひ読んでくださいね。

それでは。

https://note.com/ichirota_sobe/n/n1a77e356e88b?sub_rt=share_pw


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