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息子の名前の由来

キラキラネームが跋扈する今日この頃ですが、息子たちの名前は質実剛健な
太郎 と 大介
です。

太郎

長男の名前は、生まれる前から「太郎」でした。
家内のおなかが大きくなっていく中、性別も分からない段階から仮称で「太郎」と呼びかけ続けていたら、生まれた後で他の名前へ付け直すことができなくなってしまってしまいました。
「『■嶋太郎』は『浦島太郎』と似ているのでいじめられるのでは」との声もありましたが、完全な杞憂でした。もっとも、物語でいじめられるのは亀で、太郎は助ける役どころですが。

花子 (欠番)

その2年後、おなかの子を「花子」と呼び始めていましたが、誠に残念ながら流産をしてしまいました。
未確認ですが、きっとこの子は女の子だったのでしょう。

大介

流産後のお休み期間を経て、さらに2年後に次男が生まれました。
私には「生まれるまで性別は聞かない。」のポリシーがあったのですが、定期健診で家内が聞きもしないのにソナー画像を見た医者が「男の子ですねー」と教えてくれてしまいました。あえなく「花子計画」は挫折。
そこで考えた代替案が「大介」。この名はそっと
だいすけ・はなこ (宮川大助・花子)
にかかっているので、こんな話をするたびに「花子が生きていたら…」と思い出してあげられる仕組みになっています。

蛇足:一郎

太郎の出生届を提出しに役所へ行き、届けに記入をしていたら今は亡き母から携帯電話に連絡がありました。
母「『太郎』にするんですって?!適当に名前を付けたらダメ!」
私「俺に『一郎』と付けておいてよく言うよ。」

【小ネタ1:出生届】
たまに「しゅっせいとどけ」と読む人がいますが、「しゅっしょうとどけ」が正解です。

【小ネタ2:続柄】
たまに「ぞくがら」と読む人がいますが、「つづきがら」が正解です。

【小ネタ3:一郎】
私は、自分の名前「一郎」の漢字を電話で伝える際、
「郎は、おおざとの郎。朗らかではない暗い方です。」
と説明し、相手が無反応な場合は、
「すみません。そこは笑うところです。」
と深追いします。

【小ネタ4:悪魔君】
以前、自分の子に「悪魔」と名付けようとして役所に拒否された親がいましたが、その父親は中学時代の部活の先輩でした。
結局は「亜駆」と命名したそうですが、そのココロは、漢字を分解して
 亜(あ) 区(く) 馬(ま)
と言うことらしいです。ただでは転ばないと言うか、何と言うか…。あれから十余年が経っていますので、亜駆君がまっすぐ正義の道を歩んでいることを祈ってやみません。

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