生産性のない【嫌】を徹底的に排除した先に見えた光景は？

自分の人生をハッピーで実りあるものにするためにはどうしたらいいのか？20代前半の頃はそんなことをよく考えていた。

当時の僕は音楽の道で生きていきたくて、必死にもがいていた。就職するか悩んだ時もあったけど、ありきたりな人生を歩める自信もなく、自分の得意をとことん突き詰めることで食っていくしかないと腹を括った時期でもあった。

朝早く起きるのが苦手、スーツを着たくない、満員電車には乗りたくない、尊敬出来ない上司の言うことを聞きたくない、自分がいいと思えないものをいいと偽って売ることはしたくない・・

どうあがいてもサラリーマンにはなれない超自我の強い僕の出した結論は、シンプルに好きなことをやり、好きな人と繋がり、嫌な人を避けて嫌なことをやらない方法を徹底して考えること。一言で言えば【生産性のない嫌を徹底的に避ける】って感じか。

ただ、それはイバラの道でもある。好きなことを少しだけ頑張っただけで生きていけるのならば、みんなそれをやるだろう。ゲームが少し得意なだけで食っていけるのならば、みんなeスポーツのプロになるだろうが、でも現実はそんなに甘くない。

生産性のない嫌を徹底的に避けるためのイバラを一つ一つ取り除く作業だけは、苦手で面倒くさくて多少嫌でも向き合っていく必要があると思っている。そのイバラを丹念に取りきった先には素晴らしくハッピーな人生が待っている。

もちろん幸せの形はそれぞれだと思うけど、僕の回りの自己肯定感に溢れ、幸せオーラを出している人達は収入に関係なく、ほぼこのタイプだ。勿論、収入は多いに越したことはないけど、僕にとって１番大切なのは好きな人と繋がり、好きなことをやること。とにかくこれに尽きる。