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アクセサリー、どう着けてる?

原宿系ファッション好きな役者・魁戸一鈩です(「・ω・)「
アパレル店員としてアクセサリーも扱っているのだが、結構固定概念に囚われている人が多いなぁと感じる!
「そんなこと言って、ゴテゴテ派手な事してるんでしょ?」と思うかもしれんが…まぁ、してますよ(笑)
とは言っても派手すぎない程度に楽しむ事もできるので、参考になれば嬉しいです(「´∀`)「

この記事では、イヤーアクセサリーとネックレス類について書きます!


↑Twitter(X)でたまにコーディネート写真載せてます(「・ω・)「ギャウギャウ




イヤーアクセサリー

ピアス、イヤリング(イヤークリップ)、イヤーカフ、イヤーフック…意外と種類豊富!
ちなみに?一鈩氏、いかにもピアス開いてそうで開いてません(「´∀`)「

”ピアス”は海外に無い!?

ピアスは「穴を貫通させる」という動詞であり、日本人がピアスと言う物は英語では「イヤリング(pierced earringsピアスド イヤリング=直訳:貫通させたイヤリング)」です。
リング状でなくとも和製英語のピアスがイヤリングに該当するそう。
ちなみに日本人が言うイヤリング=挟むイヤーアクセサリーは「クリップオンイヤリング(clip-on earrings)」もしくは単に「クリップ」だそう。

「あれ?どっちもイヤリングって言ってんじゃん?」
と思いました?(-ω- )
どうやら海外ではイヤーアクセサリー=ピアス(穴を開ける)
という認識のようで、そもそも挟むタイプは珍しいそう。
外国人のお客さんでたまにイヤリング(日本で言う)を知らない人もいますね(°Д°)ホー


ピアス穴を開けたらイヤリングは着けられない!?

こう言うお客さん多いんスよ…
そんな事ない!単に挟んで着ければ良いだけだし〜(」°ロ°)」

耳たぶにはピアスしか着けたく無いんだ!
て事なのかな??
ではでは、イヤリングをイヤーカフ代わりに使う事を提案します!(「・ω・)「
立ち耳の人にもオススメ!


イヤーカフ

ひとまずイヤーカフについて説明。
海外ではイヤーカフも「クリップ」だそうですよ。
意外と着け方を知らない人が多い(°Д°)


*付け方*

  1. 耳の薄い部分から差し入れる。

  2. 上下好きな位置へ移動させる。


図解しましょう!
自撮りで部分的に撮ってるのでボケてますが許して…(笑)

1.耳の薄い部分から差し入れる。

1.耳の薄い部分から差し入れる。

耳は人によってかなり形が違うので、自身の耳の一番薄い部分から差し入れてください。

1.耳の薄い部分から差し入れる。
この後好きな位置に移動する。

ここで注意点!
腕につけるバングルもそうですが、金属製のアクセサリー自体を曲げたり広げるような物は毎回広げたり縮めたりするとすぐに金属疲労を起こしポキッと折れます(´・ω・`)

初めて着ける時や合わなくなった時なんかに幅を調整したら、基本は動かさないようにしましょう!
怪我しない程度に強めに押し入れて通る程度の幅だと落ちにくいです。


2.上下好きな位置へ移動させる。
イヤーカフは主に耳介じかいに着けるアクセサリーとされますが、どこに着けてもGoodです!

上の方
下の方
よく見る位置

「えー!そんな着け方して良いんですか!?」と言う人が多いけど自由だもの(´δ`)


イヤリングをカフ代わりに!

さて、ピアス穴が開いていてイヤリングを耳たぶに着けたくない人や立ち耳の人にもオススメな使い方。

まず立ち耳について一応解説。

耳の縁を「耳輪 じりん」と呼び、それに対して存在している「対耳輪ついじりん」という軟骨があります。
更に対耳輪は「対耳輪上脚ついじりんじょうきゃく」と「対耳輪下脚ついじりんかきゃく」と、名の通り上の方と下の方に二股に分かれるような形になっています。

立ち耳は対耳輪、特に上脚が生まれつき無いかごく薄く未発達な為、本来対耳輪がある部分が真っ平らです(わずかに盛り上がる程度の人も居る)。
通常、耳は側頭部に沿うように付いていますが、対耳輪による支えが無く側頭部に対してほぼ垂直に付いているのが立ち耳です。
※側頭部から30°以上立ち上がっている場合に立ち耳とされるそうです。

こちらは立ち耳では無いので分かりにくいかも^^;

イヤーカフを着けるにあたり、立ち耳は対耳輪による引っかかりが無い上、耳輪もあまり反り返っていなかったり薄い人が多いので、一般的なカフを着ける位置だと落ちてしまいます。

そこで立ち耳の人にオススメなのは、着け方の項目で載せたように完全に上か下に着ける形なんだけど…
それを提案しても、立ち耳の人は一般的な位置(下の写真くらいの位置)じゃないと何故か嫌がる人が多い(^_^;)

イヤーカフのイメージでこうじゃなきゃ駄目だと思っちゃうのかな…?

そこで、「イヤーカフを(よくある位置に)着けたいけど落ちちゃう!」
という立ち耳の人に提案して結構受け入れてもらえるのが、イヤリングをカフ代わりに使う事。

こちらはよくあるタイプのイヤリング↓

ネジでの調整もできるけど、挟むだけのクリップタイプ

これを…

写真ボケボケですみません(笑)

はい。耳たぶ以外でも良く無いですか??


これら↓はピアスに見えるフープ型のイヤリングです。

内部にバネが入っていて、グイン!と開きます。
稀に「イヤーカフ」という名称で売られている事もあります。

イヤリングは元々耳たぶに挟んで使う物なので、平らな部分に最適!
だから立ち耳で平らでもつけられちゃう!
試してみて!

ちなみに…
自分が接してきた立ち耳の人達は皆、立ち耳である自覚がなかったので、「イヤーカフが何故か落ちてしまう」もしくは「イヤーカフはすぐ取れる物」という認識でした。
「今まで耳の形を気にした事がなかったけどイヤーカフがなんかすぐ取れるな」という人は鏡で見てみると良いかも(o^-')b


イヤーフック

自分は初めて使ったイヤーアクセサリーがイヤーフックだったので何の違和感もなかったんだけど…意外と知らない人がいるアクセサリー。
耳に掛けるだけなので痛くもなりにくくオススメ!

広がり具合を少々調整ができる針金製の物も多い。
イヤーカフと同様、あまりグニグニ曲げすぎないように!

フックから飾りが垂れ下がったデザインの物が多いですが、フック自体に飾りがある物や、エルフ耳風など、個性的な物もあります^^


*付け方*
上から引っ掛けるだけ!


よくある着け難い例が、後頭部側から被せるようにする着け方。
洋服のハンガーと同じように掛ければスムーズ!

左がスムーズな掛け方

右の例は難しくしてしまう掛け方。
後頭部から前方に向かって、下から覆い被せるような着け方ですね。何故かこれをして「あれ?難しい」と言う人が多いです(^_^;)
自分で難しくしてるのに「イヤーフックは意外と難しいので諦めます」と言う人が意外と多くビックリした。

写真左側のように…というか、普段ハンガーを掛ける時のようにほぼ真上からストンと下ろすだけでOK!

イヤーフックは落ちない?

かけるだけなので落ちないか気になるという人もいます。
例えばライブでヘドバンするだとか、そういう人は気にする( ˘ω˘ )
あと、イヤーカフの項目に書いた立ち耳の人は、耳が側頭部から離れているので安定しません。

通常はそう簡単に落ちはしないんだけど、動くから気になる、立ち耳でかけにくいといった人は、もし嫌でなければ、ガーゼの固定などに使うサージカルテープを任意の位置で貼って固定するのがオススメ!


ピアスっぽく見せたい!

ピアスはできないけど、イヤリングの見た目がなんか好きじゃ無い…ピアスっぽく見せたい時がある…
そんな人への提案。

アクセサリーパーツ屋さんのパーツでご紹介します。
リンク先は完成形のアクセサリーではありません(」°ロ°)」チュウイー!

フープ

カフ代わりに使う提案でも紹介したタイプです。
輪っか自体を耳に挟むので、貫通しているように見えます!


ノンホール

フープと同じく輪っか自体を耳に挟む物や、Ω型の物です。
樹脂製もあり、アレルギーがある人やイヤリング部分は透明で飾りだけを見せたいという場合にもオススメ。
カフ代わりに耳の上部にも使いやすいです。


マグネット

飾りの裏に磁石が貼り付けてあり、耳を磁石で挟みます。
金具が無いので、ピアスっぽさ抜群。
種類や飾りの形・重さ、耳の形などにより取れやすい場合があるのが少々難点。
最近は「マスクピアス」「マスクアクセサリー」と銘打ってマスクに着けるアクセサリーとしても販売されているようです。



ネックレス類

誰もが一度は使った事がある?首元のアクセサリー。 
日本語では「頚飾 けいしょく」と言うそう。
長さにより細かい名称がありますが、現代では重要視されないし、老若男女問わず楽しんで欲しいので省略!(笑)
社交の場に行くような人は細かく色々あるので注意だけど(´δ`)

ちなみに後述するチョーカーもネックレスの一種で、長さは35cm程と定義されるようですが、首の太さに沿って着けるならチョーカーです。
長さが50cmあっても50cmの首周りの人にとってはチョーカーなのです(-ω- )


ネックレスとペンダントの違いは?

ペンダントはネックレスの一種ですが、「胸元辺りにトップ(飾り)が来るネックレス」をペンダントと呼びます。

チェーンや紐に留め具が無く頭を通すタイプの物を「ラリエット」とも呼びます!


重ね着けは難しい!?

たまにいるのが、ネックレス類は1つしか着けちゃいけないと思っている人
私物のネックレス類を着けているお客さんにペンダントを試着してもらう時に、外さなきゃ!と私物を慌てて外そうとするので、試着する商品単体での状態を見たいのかな?と思いきや聞いてみると「2個も着けて良いんですか?」と言われるんだよねぇ^^;
良いんです!

やっぱりそういう人は、かっこよく重ね着けするのは難しいと感じるみたい。
では、簡単な重ね着けポイントをご紹介! 

長さが違う物を組み合わせる

ペンダントの場合、ペンダントトップ同士が同じ高さに来るのが嫌だなという人もいます。
そんな場合はチェーンの長さが違っていれば、どちらも活きてお洒落に見せやすいと思います!
更に、真伸びして見える(という表現が相応しいか分からんが)という場合は、トップの大きさも違う物にすると防げるかと思います(^^)

トップの大きさが同じ場合(上)と大きさが違う場合(下)。
抽象的な図しか用意できずわかり難いけど(笑)、対比は分かってもらえるかな?( ノ∀`)


トップが無いネックレスとペンダントの組み合わせ

メインとなる部分が互いに干渉しないので、悪いガチャガチャ感が出にくい!

チョーカーと組み合わせる

後述しますが、チョーカーには色んな素材の物があります!
レースの物とハードなデザインのネックレスを合わせると綺麗且つかっこいい印象やミステリアスな印象になったり、皮製のチョーカーとゴツゴツなチェーンを合わせて思い切りハードにするのもカッコイイ!

長さが極端に違う物同士を合わせているのでメリハリがつく組み合わせです!

また分かり難くてすみません(笑)
でも、ゴタゴタしすぎずにお洒落な印象が作れるのはなんとなく伝わる…?


チョーカー

首周りに着用するアクセサリーですね。
布地の物や首輪タイプ、チェーンの物、皮や合皮もあります。
柔らかい素材だと比較的可愛らしくなりますし、硬い素材だとハードなカッコイイ印象になります。

しかし、可愛らしい服装にあえてゴツい首輪をつけてみたり、クールな服装に綺麗なレースのチョーカーを合わせてみたりするのも、また素敵です。
服装の印象をグッと締めつつ少し全体の印象を変えてくれるアイテムだと思います( 'ω'   )


チョーカーの面白い使い方

首元が開いたデザインの服じゃ無いとチョーカーは使えないんだよなぁ…
という声が多いのですが!こういう使い方はどうでしょう?

可愛いデザインの物でもゴツいデザインの物でも何でもオススメ!

襟付きのシャツにタイのように着ける!
服とチョーカーの組み合わせによって印象も変わって楽しいですよ(「・ω・)「
また、タートルネックの上から同じくチョーカーを着けるのも結構良いですよ!

それから、柔らかい材質やチェーンのように自在に形を変えられる素材のチョーカーなら…

手から手首にかけて8の字に巻いています。
ぐるぐるっと巻きつけて。シンプルなブレスレットと組み合わせるのも楽しい。

ブレスレットとして使うのもGood!
チョーカー兼ブレスレットとして元々売っている商品もあります。


参考にならない?使い方(笑)

大抵の人はやらないだろうなと思いつつ、原宿系ファッションを広めたいんだ!派手なのも見てくれ!と思い載せます( ノ∀`)
もしも参考になったら嬉しいです。

チョーカー2個着けとゴーグルです。
ロックなスタイルやサイバー風やスチームパンクにも。
和スチームパンクスタイルに合わせてやってみた時の。
柔らかい材質の物と硬い材質の物はメリハリついて良い気がする。
これは現状で最強首元過多(笑)
チョーカーだけで4つ、ネックレス3つ、その他ブローチだったりイヤーフックもチェーンが垂れていたりとジャラジャラでした。

ここまでじゃなくても真似してみようかなと思ってもらえたら嬉しいけど、これはもう完全に好みが分かれる(ノ゚▽゚)ノ



さて、ちょっと参考になったでしょうか?
使ってみたいけどどうしたら良いか分からなかったというアクセサリーがあったらぜひ、活用してみてください(「`ω´)「