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独居の独り言:民主主義とは難だね

弱体化する民主主義の変革を
 
    今日、IT&AIのグローバルな動勢を見ると逸早く中国が世界最先端にシステム化を推進したように見える。しかし国家国民は民主主義や自由、人権を無視、抑圧、する中国の習近平は一党独裁の独裁者として前近代的な皇帝的存在として君臨している、それが問題だ。
  しかし中国以外の国家も格差・差別化・貧困さから為政者や国家の統治者になる梃子としてポピリズムを標榜に民主主義・社会主義国に関係なく独裁主義優勢が国家の発展・経済社会の発展に優勢であるかのようにプロカバンダし,ポピリズム的に国民思潮を左右する者が各諸国で出現している。
 その根底には言うまでもなく人権や自由主義を制限し、独裁化・強権化を進めようとする。世界では、中国の独裁化をモデルの諸国が出現してきている。ITの波及も民情や社会情勢からタイムラグはあるもののデジタル化世界に対応する体制に入っている。それも急ピッチに動き出していることは日々あらゆるメディアに流されているので珍しいことではない。
 問題は世界の諸国に対して「自由と人権主義」という民主主義の根幹をどのような影響を与えることができるか、今、民主主義が問われている時代でもある。
 民主主義国家は独裁国家よりも国民社会体制として弱体化しているように思われる国際社会状況下にある。
また、ポピリズムが敷衍する国情にある民主主義諸国が増加しているのだ。意見の相違が多種多様になり整合性や意思統一が不能な状態に陥っているのも諸国も増加している。民主主義国家の選挙などで、それが支持率相半ばで賛否の表明は明確であると同時に国民の分断が生じている。
 本来、民主主義の強靭性は民意を尊重するところにあり、再度見直すべきである。

本来、歴史的にも民主主義の語源はギリシャのdemos(人民)とkratia(権力)を結び付けdemokratia人民が権力を握り、その行使をする政治を意味した。
それを逆手にとって、民主主義国家のポピュリストは敵に対して、あたかも自分が代弁者のように民主主義社会の人々の名の下に、敵を批判し、権力者の一人でありながら、いかにもアウトサイダーかのように、振る舞いを展開する・・・いうなれば人気取りのための手段でしかなのである。
 パンデミックのまっただ中においても民主主義社会の社会構造を根底から揺るがされ、又変革が始まっている。
 これに対応するかのようにポピュリストも戦略を変革して新たな展開をする。
ともすれば彼らの戦略的言行によって強権主義・独裁者となり得るし、実際には民主的正統性や市民的自由をなし崩し的に混沌とさせることも多い。
 それを阻止するためには、民主、自由、人権の三位一体を維持し展開、持続するためには国民社会を総体的に見直し構成要素を明らかにして変革しなければならないと思うのだが・・・。
 さもなければ、中国、ロシア、北朝鮮の独裁・強権主義を民主国家より優位として波及する国際社会になりかねないである。

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