2023年を振り返る#2 料理スキル、毎晩夕食を作った
毎晩夕食を1年間(22/9〜)作り続けました。それ以前は、ほとんど妻が作っていたため、ガラッと役割分担が変わりました。これは、一人暮らしの簡単な料理しかしたことがない私にとって、一から料理を学ぶような体験でした。1年の区切りなので、どのような工夫をしたのかを振り返ります。
食べたいと思う料理をお金をかけて丁寧に食べれるものを作る
Webには、主に料理研究家と、料理人のレシピがあります。凝り性な私は、料理人のレシピを参考にしました。食べたいと思う料理が魅力的なフレンチだったからです。今までの失敗は、料理初心者だからと簡単にできる料理本を手に取っては続けられませんでした。思い切って逆を選んだのは正解でした。
料理人のレシピは、入手困難な材料や、高価な食材を使います。惜しみなく買いました。食費が10万円/月にもなりましたが、最初です、気にせず続けるためと思い試しました。
料理人に近い調理器具を買います。初心者です、違う道具を使って同じ結果を目指すなんて器用なことはできません。徹底的に真似して、上達した後要らなければ削ればいいと考えました。
ひとまず食べれるものを丁寧に1品作る。ここに集中しました。そして、日々作った料理と妻のフィードバック、料理の写真を撮り、自分の反省をメモして、次の改善に繋げる。これを200品まで続けました。それ以降は、ほぼ改善点がなくなってきたことから、料理スキルがある程度の段階まで到達したと感じ、辞めました。
無理に1汁3菜を目指さない
料理人の凝った料理を毎晩複数品は作れません。家庭科で習った1汁3菜は、最初は諦めました。加えて、今回選んだ料理人は、フレンチです。1品メインを作れば、満足感があります。メインの肉、魚、ソースは野菜やきのこ。だし文化ではないので、旨みを作るために香味野菜を使います。野菜不足はあまり心配せずに済みました。と言っても、全然足りませんので、キャロットラペなどサラダを足しました。
メインを丁寧に作ると、妻は「平日の夕飯にこんな凝った料理が出てくるなんて凄い。」と言ってくれました。モチベ維持には家族のサポートは大事ですね。コッテリとした料理ばかりで申し訳ない・・・
最初は品数を増やさず、1品を丁寧に作る作戦は、家族の理解ありきですが、私には合っていました。
しばらく経つと、食材の切り方、各食材の最適な火入れの仕方が分かり、無理なくできるようになってきました。さらに、料理に応じて、食材のバランスを見ながら、臨機応変に食材を変更できるようになりました。
食材を変更して、元の食材に対して旨みや、味の濃さが不足していると感じたら、食材の火入れで焦げ感を作って補うなど、工夫もできるようになっていきました。
食費は、安定して6万円 /月程度まで抑えられるようになりました。
品数を増やすために低温調理器を導入
やはり、平日30分の間に慌ただしく2品以上作るのは、まだ難しい。前日の内に仕込んだりして、時間分割して品数を増やすことにしました。
具体的には、低温調理器で、肉の火入れを済ませておき、夕食前に表面をバーナーで炙り、ソースを作るだけで完成するよう準備しておくといった方法です。あるいは、野菜のローストをオーブンで作りつつ、コンロで別の料理を作り2品仕上げるといったやり方に挑戦し始めました。
まとめ
2023年は、料理の基本的なスキルを身に付けられたかなと思います。料理の上手い妻からも、中級程度と認定頂きました。一方で、フレンチと中華しか作ってこなかったので、日本料理があまり作れません。今考えれば、妻は日本料理がメインなので、得意がぶつからなかったのは良かったのかもしれない。
2024年は、低温調理に頼り時短しつつ、日本料理というか、あっさりとした料理を作れるように練習していきたい。
最後に、3歳の娘に何食べたい?と聞いて「ローストビーフ」と答えることに驚いている…
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