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「苦爪楽髪」という話

「苦爪楽髪」という話

私、爪がのびるのが、異様に早いんですよ。#吉良吉影

少し考えてみましょう。

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ようこそ。門松一里です。静かに書いています。

いつもは、
「あまり一生懸命になるな」という話
https://note.com/ichirikadomatsu/n/n081dd28c9a6c
とか、
「沈黙」という話/「東アジアの思想」という話
https://note.com/ichirikadomatsu/n/n416e39d84b94
を書いていますが、本当はノワール作家です。

という話(ik)-2

という話(ik)を連載しています。

こちらは調査資料(エビデンス)を使った「思考の遊び」――エンタテインメント(娯楽)作品です。※虚構も少なからず入っています。

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荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の敵役の吉良 吉影(きら よしかげ)は、1年に30cm以上爪がのびる設定です。

そんな人がはたしているのでしょうか。

手の爪は1か月で約3mmのびます。
(足の爪で1.5mmです。)

つまり、1年で36mm=3.6cmです。30cmは、8.33倍ですから、そんな人はまあいません。

さて、私の爪がのびる速度は、6日間で1.5mmです。30日間で7.5mmです。ふつうの人の2倍以上です。

一時期は爪を大切にしようと研いでいたのですが、面倒でやめました。毎日そんなことはできません。

爪を切るとしても一週間に一度では足りず、5/6日に一度は切っています。

一方で、髪はのびませんね。

加齢からけっこう抜けてしまいましたが、実は白髪よりハゲていたほうがモテますが、また別の機会にしましょう。

昔から「苦爪楽髪」(くづめらくがみ)と言います。苦労しているときは爪がのびるのが早く、楽をしているときは髪がのびるのが早いさまです。

一方で「苦髪楽爪」(くがみらくづめ)という言葉もあります。苦爪楽髪の逆ですね。

心労(ストレス)のせいもあるでしょうけれど、ホルモンの関係もあるでしょうね。

虚構(フィクション)では、楠桂の『八神くんの家庭の事情』の八神 野美(やがみ のみ)は体質から若いままです。大武政夫の『ヒナまつり』の三嶋 瞳(みしま ひとみ)もたぶん体質でしょう。母親の三嶋 美奈子(みしま みなこ)も低身長で童顔ですから。

現実には、外見がずっと若い人がいます。水商売の人に多いかしら。

「この人幾つなんだろう」問題です。
(いやまあ聞けないですし、聞いても意味がないですけど。)

私の妹もずっと若いままです。#低身長童顔美女
問題があるとすると、海外で酒を頼むときに毎回パスポートを見せなくてはならないことだそうです。

そういえば三十前に補導されかけたらしいです。自分より若い警察官に。
(私は事故で顔を変えているので顔のつくりが変になっています。)

染色体の末端部にあるテロメア(#telomere)が老化に関係しています。細胞の分裂回数の限界であるヘイフリック限界をこえると、細胞は分裂しなくなります。

単純にはテロメアをリングにすると摩耗しないのですが、それですと細胞が分裂できません。そこから引用して吸血鬼などの虚構(フィクション)では生殖機能がなかったりします。

テロメラーゼ(#telomerase)という酵素によってテロメアをのばすこともできますが、現実はガン化した細胞を安定させています。単純に言うと化物を作り出します。
※以上は、あいまいで適切な話ではありません。詳しくは専門書を読みましょう。

考えてみると、宇宙の成り立ちが分かりかけてきた一方、生命についてはいまだに解らないことだらけですね。

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