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【超初心者〜中級者まで必見!】NFT販売、ETH(黒)かPolygon(紫)か。

こんにちは。IchiP(イチピー)です。
最近ツイッターで表題の件をよくみるので、本記事を再編集しました。

このNOTEは、アートプロデューサー、オタクプロデューサーの視点から見るNFTというテーマで書いています。
私は、アートやサブカル(漫画アニメゲーム)業界で15年以上、主に日本と海外を繋ぐ仕事をしてきました。また母親がアーティストでもあり、幼少期からアートの環境に囲まれ、仕事としてアーティストのマネジメントもしていました。
現在はNFTに新しいコンテンツ作りの光を見出し、キャラクターNFT<YOKAI ACADEMY>を運営しています。

今日は、NFTを制作し販売する際、初心者はもちろん、現在NFTを販売されている方も悩む「どの暗号通貨を使うか?」ということについて、解説したいと思います。

とはいえ、今やNFTで使える仮想通貨はたくさんありますので、最もポピュラーなOpenSeaで採用されている、イーサリアム(ETH)とPolygonに絞ってお話ししたいと思います。
ちなみに、僕は最初めちゃくちゃ悩みました^^;

ETHとPolygonの違い

NFTの販売方法など、やり方を解説してくれるブログなどはたくさんあり、今ではかなり詳細な説明が多いので、そちらをみていただければすんなりできると思います。
しかし、ETHとPolygonのどちらを選択すべきか、という問いについて答えてくれているのは多くありません。
実際、私が知人のNFT販売のお手伝いを始めた時(2022年1月)、ETH(イーサリアム)で販売するか、Plolygonで販売するか、とても迷いました。
いろいろ検索しましたが、どちらがいい、という答えはどこにもありませんでした。
一般的に言われていたのは、
・最初はpolygonで試してみて、その後ETHに変更する
・海外はETHが多く、市場は圧倒的にETHの方が大きいので、海外市場を狙う人はETHがいい
といったものでした。

そもそもなぜ悩むのでしょうか。
それはPolygonはほぼ無料で始めることができるからです(よね?)。
NFTを始めてMint(NFTを鋳造=NFT化)する時、ガス代と呼ばれる手数料がかかります。このガス代がETHだとバカになりません。
一時期は円換算すると5000から下手したら10000円ほどかかっていたと記憶しています。(2022年9月現在では、ETHのガス代も落ち着いており、数百円くらいで安く済みます。)

一方、PolygonはユーザーがETHに比べて圧倒的に少ないため、ガス代がほぼかかりません(1円レベル)。
なので、安く始めたいという方にはとてもおすすめです。
実際、日本のNFT販売者は、かなりの確率でPolygonで販売しています。
それは、日本は個人クリエイターが多く、みなさんなるべくお金をかけずにやってみたい、と考えたからでしょう。

しかし、一旦どちらを使うかを決めると、その作品は後からは変更ができません(裏技はありますが)。
「どうせ後々ETHにするなら、最初からETHがいいか。でもETHは初期費用がかかってしまう。最初はなるべくお金を掛けたくない」、と考え悩んでしまいます。

答えをいっちゃいます。

では、私なりの回答です。
2022年9月現在、幸いにもいくつかのプロジェクトの成功により、日本でもETHを使って販売することがポピュラーになってきています。
海外に販売するとか考えていなくとも、ETHで売買するのが普通になってきました。
そもそも、前述の通り、Polygonを選んでいるのはクリエイター側が安くしたいからであって、購入する側が持っているのは通常ETHなのです。

日本のコミケ文化が影響し、クリエイター同士で作品を買い支える、ということをします。なので、当初クリエイターが圧倒的に多かった日本のNFT業界(今でもまだクリエイター過多)では、Polygonでもそもそもお客が別のクリエイターで、その人はPolygonで売れた元手で買うため、Polygonでよかったのです。
しかし、昨今のジェネ流行と、インフルエンサーの相次ぐNFT参入により、コレクターが増え始めた現在、その人たちはETHしか持たずにやってきます。
そこで「ウチは両替が必要です。両替所は電車に乗って3つ目の駅です。」と言われたら、買いたいと思いますか?
もう本当に超ウルトラめちゃくちゃ好き!ってならないと買わないですよね。
そもそもそのレベルの作品なら元からETHで十分売れますし。

それに、NFTは買うまで、取引所で口座を開設して、ETHを買って、メタマスクに移して・・・面倒なんです。
そこにさらにもうひと手間「お客」にやらせようとしているのです。
ビジネス的に考えたら、全くの悪手です。

だから本気でNFTを売ろうと考えているなら、迷わずETHで出品した方がいいです。

初期費用をかけることで、絶対回収しようという気持ちも生まれ、宣伝活動も本気で取り組めるでしょう。
それでもお金を掛けたくない!という方はPolygonでもいいと思います。
でもこれだけは言っておきます。
必ずあとでETHになります。

反対意見もあるでしょう。
ただ、私は迷いました。その時キッパリと言ってくれる人はいませんでした。
だから私は私の答えをいいます。
「ETHだ。」


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IchiP(一ピー)ツイッター → @IchiP7777


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