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自己嫌悪の正体と、向き合い方

いつもお読みいただきありがとうございます。
Enjin代表の本田幸大(@kohdai_enjin)です。
みなさまのお仕事や健康のお役に立てればと、noteを執筆しております。

先日、弊社の新人とコミュニケーションを交わす中で、私に以下のような質問がありました。

Q:よく自己嫌悪を感じて落ち込むことがあり、そのような感情に陥るとなかなか抜け出すことができません。どのように克服していけば良いでしょうか?

今日はその質問に対して私が回答した、「自己嫌悪との向き合い方」について私の考えをシェアしたいと思います。

▶︎自己嫌悪の正体とは

私は、質問をくれた社員自身が「自分だけが、よく自己嫌悪に陥る性格だ」と思っているように感じました。しかし、自己嫌悪に陥ることはその質問者だけではなく、ほぼ全員が大なり小なり経験があるのではないでしょうか?

では、自己嫌悪が大きい人にはどんな特徴があるのか。

実は自己嫌悪が強い人ほど、自己愛が強い傾向にあるのです。

意外に思うかも知れませんが、以下ようなケースで考えてみるとわかりやすいと思います。

(ケースA)あなたは「明日からダイエットを始めよう!」と決意しました。初日は、食事制限や運動も順調。しかし結果的には三日坊主で終わり、ダイエットも失敗。
そんな自分にあなたは「自分はダメな人間だ・・・」と落胆しました

(ケースB)あなたはランチに行った友達からこんな話をされました。
「ねぇ、聞いて。明日からダイエットを始めよう!と思って最初は順調だったんだけど、結局三日坊主で失敗。私って何も長続きしないダメな人間なんだよね…」

ケースAとBの違いは、自分の話か他人の話か、です。

きっと、ケースAでは自己嫌悪に陥るひとでも、ケースBのように他人の話になれば、自分のときほど落ち込むことはないでしょう。

つまり自己嫌悪とは、
自分に関心が向いているから起こる感情であり、
自分への関心が強い=自己愛が強いのです。

過去を振り返ってみてください。
もし他人が同じ状況になっても、同じように落ち込んでいたでしょうか?

▶︎自己愛と自己嫌悪は表裏一体

自己愛が強くなればなるほど、自分に対する期待値も上がります。だからこそ、期待通りにいかなかった時に落胆し、自己嫌悪に陥るのです。

自己嫌悪のネガティブな感情を減らしていくには、自己愛も減らしていく必要があります。

▶︎〇〇のおかげで自分がいる

自己愛を減らしていく方法は、
脳内で自分と他人は共同体という概念を養う必要があります。

人間には、自分と他人とは全くの別物だと区別し、放っておくと他人よりも自分が大切だと思い始める脳の習性があります。

これは、意識的に改革しなければいけません。

具体的には、
「〇〇さんがいてくれたから、今の私がいる」
「△△の出来事があったから、今の私がいる」
のように、他人や出来事と自分を結びつけて考えるということです。

そうすれば自分と他人との共同体的な感覚が生まれ、やがて自分に向いていた熱量が、誰かのために頑張ろうという気持ちに昇華されていきます。

すると、

 他人のために頑張る
 →感謝される
 →人相良く、にこやかになる
 →周りに人が増えて自信が湧く
 →他人のために頑張る
 

というサイクルが生まれ人生が好転していくのです。
まず自己嫌悪に陥った時は、関心が自分に向いていないか確認しましょう。

▶︎自己嫌悪に陥らない習慣

前述した考え方とセットで、予防策として健全なメンタルを維持しておく必要もあります。

・早起きして朝日を浴びる
・感謝の気持ちを持つ(伝える)
・人の幸せを願い、喜ぶ

と、上記のアクションを起こすことによって幸福ホルモンが分泌され、メンタルも健全に維持されていきます。

人生は長いです。

今の感情に捉われずに、
このトレーニングを実践し続けるこで、
いつの間にか思考がポジティブになり、残りの人生が良くなっていきます。

実践あるのみ です。


▶︎まとめ

自己愛を持つこと悪いわけではありません。しかし、自己愛が強くなるほど自己嫌悪にひっくり返る可能性を秘めていると認識して、対策をとった方が長い人生を見た時に生きやすくなるというお話でした。

自己嫌悪に陥った時は、関心が自分にしか向いていないんだな、と内省して周りに目を向けて見てください。

Enjinでは、ハワイ語で家族を意味する「OHANA」文化を大切にしており、社員を家族と同じくらい大切にしているからこそ、失敗しない方法や考え方を日々社内で啓蒙しています。

人生について本気で考え、学びたいという方は仲間として、OHANAとして迎え入れますのでぜひ、Enjinへお越しください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

株式会社Enjin 
代表取締役社長 本田幸大
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