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冬の北海道ドライブ(完)…最後の悪あがき

 旅行3日目のメインイベント、ニッカウヰスキー余市蒸溜所の訪問を終え、あとは大阪に帰るだけ、となりました。
 今回は写真少なめです。
 
 蒸溜所の滞在時間は特に決めていませんでしたが、余市駅の列車が1時間に1本なので、それにあわせて駅に向かいました。13時半ごろだったかと思います。

 そのまま新千歳空港に向かうには少し時間があります。家族と一緒であればお土産を買う時間など考えてまっすぐ空港に向かっていたかもしれません。
 
 向かう先は「サッポロビール園」。JR苗穂駅が最寄りで、札幌の隣ですが、快速は止まりません。

JR函館本線の活況

 で、蒸溜所から余市駅に着いてまずびっくりしたのが、改札を待つ人の列です。40人はいたのではないでしょうか? 

 到着時もそれなりに降りた人の数はいましたが、あまりの人の多さに驚きです…!

 列車が入線してきて乗り込むわけですが、そこそこ時間がかかりました。   そして車内は大混雑。ほぼ旅行者で、外国人の方が多いのでは?

 小樽につけばマシになるでしょうが、大都市の通勤電車に近い混み具合で今自分が北海道に来て一人旅をしていることを忘れてしまいました。

 北海道新幹線が札幌に延伸すると小樽から長万部までが廃止されるとのことですが、果たして旅行者の流動はどのようになるのでしょうか
 少し心配になりました…

 小樽でエアポート快速に乗り換え、札幌で今度は普通に乗り換えをして、苗穂駅に到着しました。

 またしても予想外の非日常

 駅からサッポロビール園まで地図を見ると歩いて5分くらいかな、と思ったのですが、北海道の区画の大きさを忘れていました。ショッピングモールの中を歩いたとはいえ、10分は掛かったと思います。

北海道にいることを忘れてしまう光景

 ショッピングモールの名前は「アリオ札幌」。
アリオといえば私の実家の大阪府八尾市にもあって、真ん中が吹き抜けの構造のショッピングモールは割とよくあるのではないかと思います。

 なので、週末に家族で訪れているのと同じ感覚になってきました。急に日常に戻されたようです。

 アリオ札幌を抜けて、目的のサッポロビール園に到着。

 真っ先に高いレンガの煙突を目の当たりにして、

 あ、北海道に観光に来ていたんだ。。。

 という非日常に戻りました。

サッポロビール園のシンボルの煙突

 園に入ったはいいものの、実は全く下調べをしておらず、とりあえず珍しいビールが飲めたらいいな、と思っていたのですが、色々甘かったです。

 ビールの試飲コーナは長蛇の列。100人近くいたのではないでしょうか。

 余市蒸溜所に行ってなかったらきっと並んでいたでしょうが、時間にそれほど余裕はないので、少し館内を見て回って園を後にしようか、と思いましたが、別の建物でビールを販売しており、せっかくなので飲むことにしました。

 サッポロクラシックは、探せば大阪でも飲めるので、「SORACHI」を注文しました。
 こちらの売店は並ばずに済みました!

 もうあとは空港に向かうだけ。最後のビールです。しっかりと味わいながら飲みました。

JR苗穂駅から札幌駅を臨む

 全ての行程をこなして、新千歳空港に向かいます。
 空港ではお寿司と蕎麦のセットを注文しました。あと日本酒。

 新千歳空港では帰りに必ず寿司を食べているように思います。

 で、帰りの飛行機なのですが、雪がそこそこ降ってきまして、搭乗してからドアが閉まってもしばらく動きません。
 融雪剤を機体に撒いている光景が窓から見えました。作業の空港職員の方々、ありがとうございます。ご苦労様です。

 20分ほど遅れての離陸、遅れは回復しませんでしたが、無事関西国際空港に到着したので良しとしましょう。

 行きはバスでしたが、帰りは南海電車、大阪メトロで自宅最寄駅まで戻りました。

 家族には都度写真を送っていて行程は共有していますが、ドライブしているか、酒を飲んでいるかのどちらかだけなので、あまり関心は持ってもらえなかったと思います(笑)
 だから一人で行ったわけです。

 新たな移動の楽しさや難しさを堪能した旅行となりました。
ですが、スキーをしない北海道旅行は少数派ですね。

 この旅行記事、出発前の準備がそこそこのボリュームとなり、私自身、旅の楽しみ方を再確認出来ました。滅多に出来ない旅行でしたが、また挑戦したいですね。

 ここまで、拙い駄文に目を通していただき大変にありがとうございました!

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