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氷川風土記

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写真と文章で綴る氷川神社の風土記
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2023年10月の記事一覧

~第180~ 氷川風土記 「隠れた場所にある八雲紋」

武蔵一宮氷川神社の神紋(社紋)はスサノオノミコトの神話に由来する「八雲紋」です。 各地の…

~第179回~「大宮見沼と蛍の話」

江戸時代後期に活躍した日本の浮世絵師、渓斎英泉(けいさいえいせん)が描いた「木曾街道大宮…

~第178回~「抜穂神事~稲穂と感謝

10月9日は「抜穂神事」の日です。 武蔵一宮氷川神社における古の新嘗祭として、五穀豊穣に感…

~第177回~「北斎の弟子が描くスサノオノミコト」

以前、葛飾北斎(1760~1849)の「須佐之男命厄神退治之図」を紹介しました。 ※第120回「葛…

~第176回~「秋分祭」

令和5年の秋分の日は9月23日。 この秋分の日に、武蔵一宮氷川神社では「秋分祭」を斎行いたし…

~第175回~「祝日としての敬老の心」

武蔵一宮氷川神社では、9月15日に「敬老祭」を行い、長年、国の為に尽くし功績を挙げて来られ…

~第174回~『氏子と一体のお祭りと小麦文化「朝まんじゅう、昼うどん」』

先月、八月二日に行われた神幸祭(じんこうさい)は本殿祭と橋上祭を行うお祭りです。 この祭は武蔵一宮氷川神社の恒例祭の中でも唯一、祭典に氏子が直接奉仕します。 お供えされる小麦や使用される小麦藁莚は、神領地であった上落合地区(さいたま市中央区上落合)より奉納されるのが習わしでした。 現在の上落合地区には小麦農家は無くなっておりますが、他の地域で耕作された小麦を上落合の氏子が莚を編み奉納する事で伝統を繋いでおります。 この小麦藁莚は拝殿や神橋上で使用されます。 大宮に限

~第173回~「スサノオノミコトと鉄の話」

武蔵一宮氷川神社の主祭神・スサノオノミコトの神話で最も有名なものは「ヤマタノオロチ退治神…

~第172回~「氷川神社と南極観測

日本各地には様々な祭礼がありますが、国外でも、日本人が粛々と祈りを込めて行う祭礼がありま…

~第171回~「料亭文化と氷川神社」

武蔵一宮氷川神社の境内にある盆栽鉢をご存じでしょうか。 これは料亭「八重垣」にあった盆栽…