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「失敗」判定が厳しい人、あまり「失敗」カウントしない人
「失敗」の判定が厳しい人と、あまり「失敗」とカウントしない人がいるなーと。たしかにどう捉えるか次第だよなーと思ったりしたのでした。 pic.twitter.com/Tfxb7JHkWj
— 一之木 りさ/ライターデザイナー (@rrisa_wp) October 18, 2020
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これ、最近自分がどっちの立場にもなる機会があり、両側からの気づきをイラストにしました。考えたことをざざっとまとめてみたいと思います。
「失敗」判定の厳しい人と話して気づいたこと
私は基本的にポジティブなタイプなので、自分の人生を振り返って「失敗が多いな〜」とは特に思いません。(恥と反省は多いけどね)
「いや〜〜どれが欠けても今はなかったな〜。離婚した旦那はいいやつだったし結婚生活10年間楽しかったし、いろんな仕事を経験したことが今役に立ってるし、すべてはここに繋がる道だったんだな〜サンキューメーン」
という気持ちで生きているのだけど、たまに「離婚」や「転職」などを「失敗は誰でもあるよ、ガンバッテ!」みたいに言う人がいて、面食らう。
え!離婚、全然失敗じゃないんですけど!なんで失敗って思うんだろう。
と考えてみたところ、その人にとって結婚は「生涯添い遂げる」というエンディングこそが「成功」であって、そのエンディングを迎えられなかった人は「失敗」であり「脱落者」なのだろう。ふむ。価値観が垣間見える瞬間である。
でも私はエンディングの形は人それぞれだと思ってるし、終わり方が自分の理想と違ったけど面白かった物語を「失敗」とラベリングすることはないし、離婚もこの図のように関係を見直しただけ。
人間関係でも仕事とかでも一緒だけど、お別れになった瞬間過去の関係も全て「失敗だった」「選択ミスだった」になるわけじゃなくて、変化し続ける状況の中で「利害が一致しなくなったから関係を見直した」だけなんだよね。過去は否定しなくてよい。「その時はベターだった。今は違う。」それだけ。 pic.twitter.com/UagJRUqRFm
— 一之木 りさ/ライターデザイナー (@rrisa_wp) July 8, 2018
失敗判定って価値観なんだなぁと気づかされる。
仕事の場面でも、第三者目線で見てて全然「失敗」なんて思わないような些細なことをすぐ「失敗してすみません…」ってなる人が「私メンタル弱くて」と言っているのを聞くと「そんなに1日中失敗カウンターが回っていたら、そりゃ負担も大きいよなぁ」と思ったりもします。(仕事仲間には「これは失敗じゃないよ」と働きかけます)
失敗カウンターがよく回る人って失敗慣れして強くなるパターンはかなりレアケースで、「失敗しないこと」が正解になってしまい、結局何もしないことを選ぶようになってしまう傾向があるなぁと感じています。
じゃあ逆に…
あまり「失敗」カウントしない人と話して気づいたこと
先日とある男性と話したときのこと。
私が「お店失敗したら嫌だから、ひとりで初めての飲食店に入れない」と言ったら、
「失敗?(なにをもって失敗と呼ぶのか不思議そうな顔)失敗とは、期待した味やサービスじゃなかったってこと?合わなければもう二度と行くことはないんだし、店出た瞬間に『お金落とした』と思って忘れる」って言ってて、なるほどすごいな!と思ったのでした。
この方は他にも私が「決まればいいなーと思ってたお仕事決まらなかった…(失敗したなぁ)」って言ったときも「ただご縁のなかっただけのことをこれ以上考えても仕方ないし美味しいもの食べよ」って言ってて、なるほどこの人の人生はあまり「失敗」カウンターが回らないのかもな、と思ったのでした。
で、先ほどの話ですよ。
失敗カウンターがよく回る人って失敗慣れして強くなるパターンはかなりレアケースで、「失敗しないこと」が正解になってしまい、結局何もしないことを選ぶようになってしまう傾向があるなぁと感じています。
ワイやんけ!
と思ったのでした。飲食店で失敗カウンターがよく回った結果強くなるんじゃなくてだんだん弱くなってひとりで飲食店に入れなくなってしまったワイのことや。人のことを客観視してるつもりが自分も当てはまっとるがな。
なるほど。
どっちかのタイプに分類されるわけではなく、分野が違えばどちらの立場にもなるんだなこれ、という気づき。てことは「失敗カウントせずにうまく分解する酵素」をみんな身体に持ってるんじゃね?と思ったりしたのでした。
何でもかんでもすぐ「失敗だ…」と消化器官に負担をかけるより、酵素で分解してしまったほうが胃腸に優しいかもしれません。
なんの話やったっけ?
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