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18歳の私が死にものぐるいで作ったフリーペーパー『Yeller』を振り返る。vol.2

皆様こんにちは。Yellerを振り返るシリーズvol.2を読みに来ていただきありがとうございます。

今回は前回の続き。題名は
『メンバー加入、そしてメンバー脱退。絶望のどん底に。』です。
なんとも後ろ向きなタイトルですが(笑)

進路の悩みをはじめとした、悩む高校生に寄り添ったフリーペーパーを作ることを決意した18歳の私。まずメンバー集めを行うことにしました。
私は当時インスタグラムをやっており、
・リアルアカウント(中高の友達など用)フォロワー数600人ほど
・撮った写真や作った作品をアップするアカウント フォロワー数100人ほど
・イラストエッセイをアップするアカウント フォロワー数900人ほど

の3つのアカウントを持っていました。

その3つのアカウントで
『高校生に向けたフリーペーパーを作ろうと思っているんだけど、一緒にやってくれる関東圏の高校生いませんか!連絡待ってます』
のような、フリーペーパーの内容・コンセプトをまとめたものをアップし、連絡を待つことにしました。

そして連絡してきてくれたのが、当時高校2年生だったアミ(仮名)
それまでは全く接点がなく、学校も違います。
イラストエッセイのフォロワーさんでした。
考えなどを詳しく説明し、デメリット(忙しくなる/お給料は出ないなど)も伝え、それでもぜひやりたいと言ってくれました。そうして2人でYellerのプロジェクトを進めていくことになったのです。

学校も違うので会えるのは1週間に1回ほど。
テスト期間などが被ると会えない週もありましたが、
会える時に作りたいページの構成や内容を決めていきました。
しかし1ヶ月ほど経ったある日。アミから電話がかかってきました。

「ごめん、いちの…親からこのプロジェクトに参加するの反対されてて。部活も忙しいし、これから受験もあるから、参加できなくなった。。本当にごめんね」
(プライバシー保護のため少しフェイク入れています)

アミは編集メンバーから抜け、できるところなどをお手伝いしてもらうという形になりました!
(アミと2人で制作するということはできなくなってしまいましたが、アミは私にとってYellerの立ち上げを支えてくれた大切な存在です。とても感謝しています。)

私はひとりになりました。
単純に人手が半分になってしまう、そして意見の交換ができる人がいなくなってしまった。このことで私は2週間ほど落ち込み、絶望しました。
バイトをしていても、学校で授業を受けていても
「やりたい」→「でもひとりで出来るの…?」→「よし!やってやる!」→「現実的に考えて無理じゃん…」→「やりたい!」→「でも…」
その繰り返しでした。

しかもその時期、私には卒業がかかったテストが待ち受けていたので、
最悪なパターンは『進路に関するフリーペーパーに力を注いだ結果、卒業できなくなる』というなんともダサい、、
自分が読めよ、そのフリーペーパー。って感じになっちゃう。

まだ何も作っていないし、止めるなら今では?と考えたり。
できたとしても中途半端なものを作ってしまわないか心配でした。

それでも諦められずにいたある日、ふらっと入った本屋で1冊の本と出会いました。
この本が私の背中を押しました。
また次回、この本について詳しく語りますね。今回も読んで頂きありがとうございました!

次回のタイトル『私が出会った1冊の本。私を変えたある言葉』

クリエイションに一生を捧げようと思っているので、サポートして頂けたら嬉しいです。読者の皆様・関わった全ての人の心に届くような作品を作っていきたいです!