マリン船長を推せない(そこまで好きになれない)かもな世界線も存在した話。

　以前アーカイブ見て「あー、よかったぁ」と感じたものですが、近頃良い感じの切り抜きを発見したので。

　この機会に。まずはこちらの切り抜きを。
　要約しますと『初期のマリン船長は海賊姐さん路線を想定していた。しかし、運営と協議した結果として方針を変えた』という内容です。

　いやー、よかった。個人的にたすかる。
　運営さんナイス。

　推し始めるのが遅れた理由は何点かあるのですが、その中の一つとして「海賊はちょっと…そんなに刺さらないなぁ」という部分がありました。
　動画を一個も見ずに断片的な「海賊の船長」という情報のみで、勝手なイメージや先入観から避けてたきらいがある。
　もったいないことをしていたなぁ。

＊

　決して嫌いってわけではないんですけど、特段好きでもない的な。
　例えるとファイナルファンタジー2のレイラ。

「例えると」と言いつつ、昨今って「いやFF2やってねえし」「やったけど昔すぎて忘れたわ」って人の方が多そうで悲しい。

　動画を交えて別な例を挙げると、SoundHorizon1期の頃の「碧い眼の海賊」という曲が、まんまそれです。

　とにもかくにも、そういった「女海賊」の像が強すぎて沼に入るのが遅れました。
　また、タイトルの通り「その路線」だと今ほど熱狂的に推せていたか分かりません。
　運営さんありがとうございました…！！

＊

　Aramaryさんどこで何をしていらっしゃるのだろうか。
　健やかに過ごして下さっているといいんですけど。

　AramaryさんというのはSoundHorizon1期で脱退してしまったメインボーカルの人です。
　今だとSoundHorizon(≒Linked Horizon)って有名だったり進撃の巨人の曲とか手がけていますが、僕にとってはピコマジタナトスロスト辺りからはじまりAramaryさんがギリ在籍していたところまでがSoundHorizonです。
(厄介で思想の強い強火の老害オタク)

　2期最初の盤であるロマン、後輩が贈ってくれて決して悪くはないむしろ良いまであるけど、そこまで狂信的にノることはできなかった。悲しい。

　当時は「サンホラは変わった。悪くなった」「サンホラ、終わってしまった」と思ったものですが、そこから5年くらい後に海外のネットスラングを目にしまして。

「not for me」

　これは「推しが変わったのではなく、自分が推しからのターゲットから外れてしまった。悪くなったではなく単に合わなくなっただけ」というニュアンスです。

not for meとは (ノットフォーミーとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

　目から鱗でした。
　きっと今後も多くの作品やクリエイターさんから良くも悪くも色々と感じとるであろう人生で、時にはnot for meの気持ちも大切にしながら「合う」ジャンルをたくさん探していきたいです。