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連載 イチロー部屋のイッピン69.ヤンキースへ電撃移籍速報 中日新聞 中日スポーツ

イチロー ヤンキースへ 中日新聞、中日スポーツ

2012年7月23日のマリナーズの試合前に、イチローは対戦相手だったヤンキースに移籍した。トレードはマリナーズの再建を優先したイチロー自身が望んだものだという。イチローは11年半不動だった一番・ライト、さらに背番号「51」をも捨てた。苦しみ抜いた決断だったに違いない。ヤンキースでのイチローの扱いは第4第5外野手。スタメンでも打順は下位、ベンチスタートが多くなり代打への転向を余儀なくされる。

イチロー ヤンキース移籍のベースボールカード

ヤンキースのケビン・ロング打撃コーチは「これまでレギュラーでプレーしてきた選手ほどいい代打になるためのアジャストは難しい。でもイチローは特別だった」と語っている。イチローはヤンキースで与えられた仕事をマスターするために全力を尽くした。そして代打として身体的精神的にどう準備すればいいのか?の答えにたどりついたという。

ピンストライプのイチロー

2013年7月以降の代打では9打数5安打、翌年も12打数6安打、ヤンキースでの残りの1年半で5割以上という数字を叩き出している。

イチローの3000本安打の達成は、ヤンキースの移籍があってのことではなったか。

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