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【7/10】 市場を読み解く!今日の知恵袋

今日も様々な投資に役立つ情報をコンパクトにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

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9日の日本株市場

東証プライムの売買代金は概算で4兆4725億円、売買高は17億997万株、値上がりは1098銘柄、値下がり銘柄数は472銘柄、横ばいは74銘柄となりました。約66%が値上がりとなりました。

日経平均株価は大幅反発し、前営業日比799.47円(1.96%)高の41,580.17円で引けました。これは過去最高値の更新であり、初めて4万1000円台に乗せました。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測の強まりが背景にあり、米株式市場のハイテク株上昇の流れを引き継ぎました。米株価指数先物の上昇や円安・ドル高の動きも投資家心理を支えました。東エレクやソニーGなどの半導体関連株が買われ、日経平均の上昇をけん引しました。TOPIXコア30も1.43%高で終えました。

10日の日本経済カレンダー

8:50 6月国内企業物価指数(前月比)
8:50 6月国内企業物価指数(前年同月比)

9日の米国株市場

ダウ工業指数は続落し、前営業日比52.82ドル(0.13%)安の39,291.97ドルで引けました。パウエルFRB議長の議会証言で利下げ観測が強まり、一時的に買いが優勢となりましたが、米景気減速への警戒感から景気敏感株などに売りが出て指数の重荷となりました。ダウ平均は一時150ドル近く上昇しましたが、買いが一巡すると下げに転じました。マイクロソフトやボーイングが下落し、インテルやゴールドマン・サックスが上昇しました。

ナスダック総合指数は続伸し、前営業日比25.55pt(0.14%)高の18,429.29ptで取引を終え、過去最高値を更新しました。テスラは10日続伸し、エヌビディアもアナリストによる目標株価の引き上げを受けて上昇しました。

10日の米経済カレンダー

20:00 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
23:00 5月卸売売上高(前月比)
23:00 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言 ★★

10日8時現在のドル円相場

1ドル=161.35-161.36円で推移。
パウエルFRB議長の議会証言を受けて米長期金利が上昇し、日米金利差拡大観測を背景に円売り・ドル買いが優勢でした。議長はインフレ鈍化に対する自信を示しつつ、利下げ時期については明言を避けました。市場では議会証言に新味がないとの受け止めもあり、米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見の動きも見られました。

以上、私の市場振り返りとワンポイントコメントです。最後までお読みいただきありがとうございました。今後の投資の情報としてお役立てください。

※「今朝の投資知恵袋」で提供する情報は、投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。


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