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子ども食堂を始めてみて思ったこと vol.2

2019年11月、「月島長屋の子ども食堂」の前身の「月島 みんなの食堂」が始まりました。

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「子ども食堂を始めてみて思ったこと vol.1」では、長屋を借りることになったまでの経緯を書きました。今回は長屋のリノベーションから初めて開催した「みんなの食堂」までの話です。

築90年の長屋のリノベーション

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2019年7月に建築科の大学生と一緒に長屋のリノベーション工事が始まりました。
今回、大部分の工事は大学生ではなく、工務店の方に対応してもらいました。
大学生は、壁に漆喰を塗ったり、天井に色を塗ったり、床に防水加工の薬液?を塗ったりする作業がメインでした。建築科の学生ですので、勉強も兼ねて手伝って頂きました。

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大学の先生や、工務店の方の指導を受けながら作業をする学生さんたち。

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皆さん蒸し暑い中、一生懸命作業をしてくれました。
建築科の学生さんだけあって、とても慣れた手つきでした。
一方、私も少しお手伝いしましたが、普段パソコンの前に座ってキーボードを打つことしかやっていない私ですから、もちろん戦力にはなりませんでした(汗)

長屋リノベーション完成

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2019年9月に長屋のリノベーションが完成し、入居が可能となりました。
多少手作り感が残り、木のぬくもりを感じられる暖かい場所になりました。
子ども食堂をやるには最適な環境だと思いました。

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長屋を所有されている大学の先生に無理を言って付けて頂いたのが、この「掃き出し窓」です。元々ここは壁になっていて、小さい窓が付いていた場所です。
掃き出し窓を付けて頂いたのには理由が2つあります。
一つは、町に開かれた子ども食堂にしたいという意味で、外から中が丸見えのほうが良いと考えました。
もう一つは、窓の外に「縁台」を置きたいと考えていたのです。外が私道になっており、長屋の前で行き止まりの道になっていたため、外のスペースもコミュニケーションの場として、有効活用したいと考えていました。

大学生が製作した仕掛けのある縁台

私の縁台が欲しいという希望に建築科の学生の皆さんが応えてくれました。
学生たちが長屋に集まって、どんな縁台を作るか、色々と議論をしている様子を見て、どこか懐かしい気持ちになり、とてもワクワクしていました。
2019年11月にいよいよ縁台が完成しました。

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最初に見たときの印象は、「あれ、でかい?」
縁台というより、ウッドデッキ?と思いました。
でも、実はこの大きな縁台には学生たちの作ったある仕掛けがありました。そして、その仕掛けは子ども食堂でお披露目することになります。

月島 みんなの食堂が始まる

記念すべき第1回目の子ども食堂は、「子ども食堂」という名前ではなく、「みんなの食堂」にしようという話になりました。
「子ども食堂」は対象を必ずしも子供に限定しているわけではありません。ただ、ボランティアのメンバーの中には、高齢者の方にこそ来てほしいという想いを持っている方もいました。
そこで、誰でも来ることができる印象の強い「みんなの食堂」という名前で開催することにしました。

1116チラシ

上の写真は、実際に「みんなの食堂」を開催するときに作成したチラシです。

そして、当日提供するのはカレーライスになりました
カレーライスなら誰が作ってもある程度美味しく作れるからです。
ルーはもちろん、バーモントカレー(甘口)です(^^)

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縁台を作ってくれた建築科の学生たちも、料理や接客を手伝ってくれました。写真はカレーライス作りを指導するボランティアの方と、学生さんたちの様子です。

縁側コミュニケーション

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学生さんたちが縁側を作るときに作った仕掛けが上の写真に写っています。
縁側の一部が分離するようになっています。
分離してできた穴に足を入れて、外側ではなく、部屋側を向いて座れば、部屋の中の人たちと縁側からコミュニケーションができる仕組みになっていたのです。

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写真は、学生さんが作った活動報告の発表用資料からの抜粋

また、分離した側の縁側も、ベンチとして単独で座れるようになっていました。

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建築科の学生さんたちのおかげで、部屋の中だけでなく、外でも楽しいコミュニケーションの場を作ることができました。

ここからが本番

このようにして11月16日、17日の二日間にかけて、多くの方たちのおかげで、みんなの食堂は無事開催することができました。

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第1回目はあえて活動の中心を学生さんとして開催させて頂いたところがありましたが、今後の中心は、地域のボランティアの皆さんになります。
ここからが本番です。

運営することで、思っていたこと、想定していたこととは違かったこと、
様々なことで運営メンバー間で議論になったことがあります。

たとえば、子ども食堂は、貧困家庭の子どものためにやるものだというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?
でも実際は違いました。

前置きが長くなりましたが、vol3では、いよいよ実際に「子ども食堂」をやってみてわかったことや、思ったことなどを書いていきたいと思います。

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