霞が関の日常〜国会が当たる日2〜
これが典型的な国会が当たった日の日常です。スムーズにいけばいいですが、他の課との協議がいるもの、質問自体難解(意味不明)だったりすると、紆余曲折します。
与党に聞かれる時と国会答弁の作成の時間は違います。与党とはレクである程度答弁ラインを調整した上で答弁作成できるのですが、野党は何を聞かれるかわかりませんし、調整が難しいことが多いです。そのため、何を聞かれてもいいように想定問答という、予測して作る答弁も作成したりするので、とっても労力がかかります。
答弁作成に多大な労力がかかるので、質問に何を聞くのか明らかにするのは、2日前ルールというのがありますが(前日だと作成に深夜を越すので)なかなか守られず、ひどい時だと前日の定時が終わった後になるので、夜にレクに行ってそれから答弁作成と、消耗激しい作業が起こります。
また、答弁作成中は、通常業務は止まってしまいます。
「早くこれをすべき」という質問がたくさんきたときは、
「国会で聞かないでまとめてくれたら(同じ質問をいろんな人がしてくるので)その時間で仕事が早くできるんだけどなあ。」
と思ってしまうことも。
同じような質問は非常にコスパもタイパも悪いし、意味がないのでやめてほしいと思うところです。
つぎはようやく、国会本番です!
最後まで読んでくださりありがとうございます!気に入ってくださったら、よかったら「スキ」や「シェア」をお願いします。