だるまさんがころんだ
(四拍子。一行で一小節。「おつきさんいくつ」などのわらべ歌みたいな適当な節で)
だーるまさんがこーろんだ さあ
振り返ったら誰もいない
幻か夢か でも
振り返っても夢じゃない
だーるまさんがこーろんだ
だーるまさんがこーろんだ
だーるまさんがこーろんだ
…誰かが肩を叩いた
泣きながら振り返る でも
やっぱり誰もいなかった
闇雲に走った
ぶつかって転んだ
「今度は私が鬼よ」
笑い声が言った
だーるまさんがこーろんだ
動いたらだめよ
「捕まえたら私 もう
ひとりぼっちじゃないわ」
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