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書きたい

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ちょっとした詩とかエッセイとか、小さな文章作品をまとめます。
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記事一覧

鏡張りの部屋

そこは鏡張りの部屋 しかも四角い部屋じゃない 面だらけの部屋 きれいな多面体でもなければ …

草一条
2週間前
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愚痴

 他人が私を見て小さいだとか、頼りないだとか、そう思うのは仕方がないことでした。それが事…

草一条
4か月前
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濁流

増大した不安が 真綿のように首を絞める どうにか こうにか どうか 息をしたいが でももは…

草一条
9か月前
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タカラモノ

なにもかもだめで いやになったんだ どこかで誰かが歌った 僕は消えたいなんて歌 そんな気持ち…

草一条
1年前
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だるまさんがころんだ

(四拍子。一行で一小節。「おつきさんいくつ」などのわらべ歌みたいな適当な節で) だーるま…

草一条
1年前
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雨が来る。私たちは歩く。

 雨が来る。その予感を孕んだ秋風が吹いている。もうずいぶん歩いた。広い公園を一周して、美…

草一条
1年前
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ひとりごと

懊悩は泥濘のごとくわが足を捉え 現実は大河のごとく眼前に行く手を阻む 向こう岸から呼び声が 早く渡ってこいと言う さあその手で橋をかけよ 早くかけよそして渡れ、と 塵芥にまみれ 掴めるものは愛ばかり 愛ほど生に肝要なものはなく また愛ほど役に立たないものもあるまい それを大きく示すとて 誰も己のことで手一杯 口で申せど何ができるでもなかろうに でくのぼうとて生きていくのに 食べるものを得、住むところを持ち 東奔西走し誰かの側に行ってやる為には 無償の愛だけで足りようか せ

小説「氷磨と王子」第五章

これまでのお話 下のマガジンにこれまでのお話をまとめてあります。第四章前半までは、あらす…

草一条
2年前
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小説「氷磨と王子」第四章 後半

これまでのお話 下のマガジンにこれまでのお話をまとめてあります。第四章前半までは、あらす…

草一条
2年前
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考え事 ー新入社員と社長ー

 四月、勤めていた会社に、一人の新入社員がやってきた。専門学校を出て就職で、その当時二十…

草一条
2年前
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詩 「もう一度」

「もう一度」 もう一度 あなたと歌を もう一度 あなたの手を 耳を澄ませ 手をのべて あな…

草一条
2年前
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小説「氷磨と王子」第四章 前半

これまでのお話 これまでのお話はこちらのマガジンにまとめています。更新の間が開いてしまい…

草一条
2年前

壁を壊す

僕らの世界には壁がある ので僕らは世界を正しく認知できず 無知で馬鹿であるがゆえに 壁を壊…

草一条
2年前
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人生の一コマ

詩とも言えないような思いつきのなにか。私の心の中にある、手に収まるなにかの部品くらいの小さなもの。 今見てるアニメ作品の話かもしれないし、現実の話かもしれない。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 自分で選んだ道の上であなたに出会った その背中について行きたかった 隣でいつでも あなたを助けられるようになりたかった はじめはわかりにくかったけれど きっとあなたはとても優しい人 他人に過度に干渉したりはしないけれど 誰か困っていたらすぐに 的確に手を