「ケモノミチ」ライブバージョンありがとうの話

4月12日に唐突に公開されたこちら。昨年リリースされたMr.Childrenのアルバム「miss you」のリード曲「ケモノミチ」のMV。

それがなんと音源がライブバージョンで!なんというサプライズ。ありがとうありがとう……。

実は昨年のmiss youホールツアーに参戦しておりまして。その中でも1、2を争うくらい印象に残ったのがこの「ケモノミチ」ライブバージョンなんです。ちなみに「ケモノミチ」と1、2を争ってるのは「LOST」です。こちらも素晴らしかった……。

「ケモノミチ」ライブバージョンのどこがいいかというと動画の2:25~のところですね。打ち込みじゃない生ドラムとベースが入ってきたときの衝撃。ライブで聴いて本当に全身が揺さぶられる感覚だった。もっと言うと雷が直撃したようなすさまじい衝撃だった。

そこまでは儚く切なく歌われてた「ケモノミチ」。「誰にSOSを送ろう」桜井さんの孤独を感じる。それが2:25~、バンドが入ってきたことでこの曲は桜井さんの孤独ではなくMr.Childrenの孤独の歌になる。桜井さんの孤独にメンバーが共鳴し、バンドサウンドが包み込んでいると感じた。Mr.Childrenはいつでも桜井さんを独りにしないのである。

ライブでは、もうすこしちがう感想を抱いた。2:25~のドラムが傷ついた桜井さんを切り刻むようで聴いたときに息を飲んだ。

「ケモノミチ」のアルバムバージョンはドラムは打ち込みである。徹底して儚さや孤独が演出されている。これはこれでいい。「誰にSOSを送ろう」という孤独な歌詞にもリンクしている。
この印象があっただけにライブバージョンでバンドサウンドが入ってきたところは、入ってきてくれるんだ!という衝撃と感動があった。音の強さに圧倒された。迫力がすごくて、桜井さんも負けじと感情を込めて歌う。私はライブはわりと前の方で見れてメンバーの表情も見えたけど、JENも苦しそうだった。ここのJENの表情もとても印象に残っている。
「掌」の歌詞に「抱いたはずが突き飛ばして 包むはずが切り刻んで 撫でるつもりが引っ搔いて」という歌詞がある。このドラムの印象はこれだと後から思った。聴いていくと傷や苦しみに共鳴してるって分かるんだけどこのドラムが入った瞬間はこんなに苦しんでるのに傷口を抉った……と思って衝撃だった。音楽のおもしろいところだなぁと思う。傷口を抉るようでもあり傷に寄り添うようでもあるこのドラムが本当に大好きだ。

アルバム「miss you」は発売当時から桜井さんのソロアルバムみたいだという感想をよく目にした。私もすこしそう思った。しかしこれはやはりMr.Childrenのアルバムなのだ。そしてそれはライブで完成されるものだった。と、今は思っている。「ケモノミチ」にしたってそうだし、あとちらっと書いたけど「LOST」もそう。……「LOST」も音源公開してくれませんかね……。高望みしすぎか……。

なにはともあれ「ケモノミチ」ライブバージョンというすさまじい名曲をアップしてくださった公式には感謝しかないです。本当にありがとうございます。これからも聴きまくります。

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