悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める

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 バイデン新大統領は、トランプを落とすために立てられた人物で、大統領になったことで役割を終えたと、著者古村治彦は言い切る。
 では、本来の役割をだれが負うことになったのか。
 それはヒラリー・クリントン。『バイデン候補は4年越しで成立した「ヒラリー政権」である』そうな。
 民主党や裏で蠢く国際金融機関、リベラリストなどがどんな手を使ってでもトランプを追い落としたかったのは、よく言えばアメリカを再統一したいがため。悪く言えば、そのために一番手っ取り早いのは戦争をすること。
 日本のメディアも情けないことに反トランプに思いっきり乗っかってしまった。
 日本の知識人もトランプ叩きに夢中になっていたようだ。著者古村治彦はが最後に書いている『「炭鉱のカナリア」・・・炭鉱で働く労働者は行動に入る際に、カナリアを入れた鳥かごを持って行った。・・・カナリアが騒げば危険な状態であることが分かる・・・これと同じで、知識人は時代を先取り、人々にそれを教えるカナリアの役割を果た』して欲しいもの。

 ぼくもトランプ大統領が成ったときに、受け売りだけど、ヒラリーでなくてよかったと書いた覚えがある。基本的に民主党は戦争をやりたがる政党らしい。実際、過去に戦争を始めている。

 どれだけヒラリー政権かということを、著者古村治彦はバイデン政権の人事から証明している。プラス、オバマ政権でもあると。

 戦争はすでに始まっていると見ることもできる。皮肉なことにトランプが覇権争いで始めた貿易関税措置が始まりと言えなくもない。もっとも、その裏に超党派と呼ばれるブレーンがいてのこと。
 問題は、戦争というのは、きっと先兵は同盟国で属国がなる。日本でも戦国時代からある常套戦略。日本とかインドがそうなるらしい。
 なので、アメリカと中国に挟まれた日本としては、そこはうまくやらないとそれこと身の破滅になると著者古村治彦は警告している。
 そういう意味では、日本の知識人が憲法9条を後生大事にしているのもわかる。戦争をしない日本だから、兵隊を出せないと言えるから。実際朝鮮戦争で日本兵が戦場に出ることはなかった。
 ただ、敵が来たら白旗を挙げて次に赤旗・・・これはないよね。

 

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