革命工作と対応

 備忘録としての意味合いもありますが、共産党と革命工作および対策についてこれまで学んだことを元に書き記します。
(加筆修正 令和4年11月4日)

 ①共産党は組織化されている。
 ②共産党は公然の党員(共産党の議員さんたち)、非公然の党員(誰かはわからない)、共産党の主張に共感して協力する人、そしてデュープスがいる。
 ※デュープスとは、共産党員でも共産主義者でもなく、明確な意思をもって共産党を利するために活動しているわけではないが、共産党の主張に共感したりして、知らず知らずのうちに共産党に利用されている人のことをいう。

 ③組織に素性を隠した党員を送り込み乗っ取る(内部穿孔工作)
 ④組織を乗っ取ったら、共産党の考えに批判的な人を攻撃したりして組織から排除しようとする(アマルガム戦術)
 ⑤天皇・皇室のことを「制度化」されたものと主張(「天皇制」などという)
 ⑥社会的不安を煽り、政治の不作為と責める
 ⑦共産党は昔から統一教会(関連して勝共連合)を問題視し、自民党に対して追求している
 ⑧サボタージュ工作(破壊活動、代表的な事例としては基地反対運動や原発再稼働反対運動など)

 細かく上げればまだありますが、主として上記のような点に留意し、対策としては、

 ①煽りに乗らない、煽らない、感情論に陥らないように注意する
(煽りの例:安倍元首相は売国奴という煽り、拉致問題及び北方領土問題が解決できなかったことの批判など)
 ②特定の個人に対して人格攻撃や左翼と決めつけたりする言動は慎む
 ③批判は政策に対してのみに留めること
 ④Yahooニュースや新聞記事を参照しても良いが、情報の基本は公刊情報という点は留意しておく
 ※公刊情報=政府や政府機関、政党などが出す情報及び公式見解のこと
 ⑤専門的な分野は然るべき専門家の意見を参考にする
 ⑥センセーショナルなニュースには安易に飛び付かない
 ⑦米国も一枚岩でないことを理解しつつ、反米的な主張には注意する
 ⑧自由主義国に対する批判にも注意する(⑦と同様)
 ⑨クアッドメンバーのインドは中国に対しては警戒しているが、ロシアとは経済協力があったりするので、その辺りでクサしてくるケースがあるので注意
 ⑩かつて共産党は「天皇制」と主張しつつ解体を目論んでいたが、現在は皇族の数(特に男性皇族)が減ってきているため、自然消滅させようと方向転換していることを覚えておく
 ⑪政治の良い取り組みは応援する気持ちを持つ
 ⑫自民党もかつてのように派閥ごとのカラーは薄れていることを理解する
 ※安全保障政策で奔走している小野寺五典議員は岸田派、経済安保で奮闘している小林鷹之議員は二階派。
 ⑬野党から良い政策が出てくることもある点は留意しておく
 ⑭第二次安倍政権下で安全保障体制が大きく推進したことを知っておく
 ⑮菅政権、岸田政権ともに、安倍路線を踏襲し、岸田政権ではさらに安全保障政策を強化する動きになっていることを理解する
 ⑯共産主義化(全体主義化)させないために、社会主義に傾倒した政策には賛成しないこと
 ⑰政府の肥大化は政府権限が強まり全体主義化へつながるので注意
 ⑱政府権限が強くならないようにするためには、経済活動の自由化(無駄な規制の廃止、改革)を求め、すべての増税に反対し、減税を応援することが私たちに求められる
 ⑲社会主義化へ傾倒させないためにも、自由主義(リバタリアン)の哲学を学んでおく

 
 
 というような感じでしょうか。

 共産党の工作については、かつて外交官の若杉要が書いた「米国共産党調書」で非常に詳しく書かれており、共産党の手口はいまも変わってない、と保守言論人の間では言われています。

 左翼の煽りに乗らず賢く戦っていきましょう。



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