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慣れない環境で少し病んだ話

どうもです。小学校教員のイルカです。

私は、大学を卒業して、しばらくスイミングスクールでインストラクターをしていました。そこから、通信で教員免許をとって、教員になったのは、30過ぎてからでした。

だから、前の学校に5年勤めて、今年の4月に初めて異動をしました。しかも、市をまたいだ異動だったので、仕事のやり方や事務処理の仕方が全然違ってアタフタしていました。

私は、元来あまり深く物事を考えず、その日その日気の向くまま生きている感じの人間です。別に繊細な人間でもありません(これは、友人や家族からも言われるので、間違いない。知らんけどwww)

でも、今年は、少し病みかけたなという実感があります。きっかけはコロナでした。私は異動して、新しい学校に来て、始業式を迎えるタイミングで、コロナになってしまいました。本当は、全校児童の前で着任の挨拶をしなければならない時でした。

自宅で療養している間は、とりあえずやることがないので、寝ているか、本を読んでいるかといった感じでした。その時も「やばいタイミングでコロナになってしまった。」と思ってはいましたが、別に精神的にまいっては、いませんでした。

問題は、復帰してからです。復帰した時、すでに周りの先生は、バリバリ働いていました。(というか、ものすごくそう見えた)
私は新しい職場で特に気軽に話せる人もいなくて、しかも、いきなり休んでしまって、気まずかったのを覚えています。しかも、私の特別支援学級だけは1学級しかなく、他の先生は、学年の先生と話し合いながら、仕事を進めてるのを見て、疎外感を感じていました(勝手に 笑)
私は、もう40歳を目前にする年齢なので、それでも分からないことは、名前もぎり覚えてるくらいの先生を捕まえて質問しまくりました。周りの先生方も親切に教えてくれて、なんとか日々を過ごすことができました。

子ども達とも最初は、関係を作るのに苦労しましたが、なんとか毎日授業をしました。あまり、詳しくは書きませんが、いくつか失敗もしながらそれでも、毎日笑顔で働いていました。正直「休んじゃったけど、なんとかなった」と思っていました。

しかし、休日になると、心も体も疲れているのがわかりました。そして、毎週日曜日に通っているトランペットの教室を休みました。なぜだか分からないけど、起き上がることができなかったのです。そして、トランペット教室に行けない自分が情けなくて飼い猫を抱きながら、1人で泣きました。

でもその日たくさん寝て、映画を見たり、美味しいものを食べたり、知り合いにたくさん話を聞いてもらって、次の週は、なんとか仕事に行くことができました。

世の中には、精神を病んで、もっともっと苦しんでいる人がたくさんいることは、わかっているので、こんなことで偉そうには、書けないとも正直思います。

でも、あの時、周りの先生方に冷たい態度をとられていたら。周りの友人に「そんなの甘いよ、もっと頑張れよ」と言われていたら。多分もっと長い間苦しんでいて、こうやって文章に書くこともできなかったような気がしています。

冷静に思い出すことができるうちに、この文章をここに書き残しておきたいと思います。供養ですね。

みんながハッピーに働けますように!!

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