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近況と飲み会記録

今日は気楽に近況や飲み会記録を書いておく。
取り上げたのが3軒。
レベル高過ぎで、食べログページも貼っておいた。

1 池袋

同い年の友人から珍しく電話があった。
彼は就職先を探していたが、めでたく二社に採用となった。
両方とも給料が28万で、勤務地もほぼ同じ。
飲食関係だ。

「どっちにしたらいいと思う?」
「俺に聞くんか」
「決めれなくてね」
こういうのは自分で決めるとなると迷うものだ。

「それ、どっちでもええよ」
そうとしか答えるしかなかったが、
「そうだな。どっちでもいいか」
これが落としどころである。
どっちでもいい、ということで数日内にどっちかに決めるだろう。

ひと月ほど警備員をやっていたそうだが、
「きつくて大変だった」そうだ。
俺もやったことがあるが、二日だけだ。
三日目の朝に「やめます」と電話した。
競艇場にはじいさんの警備員がウヨウヨいるからナメていたが、バカにできない。
俺は某商業施設の巡回であきらめた。
階段の上り下り、暗闇の警備、どちらもムリであった。
ひと月も持ちこたえただけでも大したもの。
酒席での肴には最高のヨタ話だ。

東南アジアに勤務していたので、タイ料理に詳しい。
池袋西口の奥に本格的なタイ料理の店があると、みなで飲み会をやったことがあるが、店主もタイ人、店内の作りもタイの雰囲気(俺はプーケットしか知らない)。
トムヤムクンがゴージャスな鍋で出てきた。
「料理も現地の味がする」と言っていたが、香辛料もヒリヒリだった。
酒も現地の酒。
外に出ても蒸し暑い季節(ちょうど今のような)で、トーキョーではない気がした。
調べたら、超有名な名店だった。
プリック。
彼の就職祝いもここでやりたい。

2 十条

先月、東スポの佐藤から電話がかかってきた。
「人妻マンダラのネタがなくなるので今後の展開を相談したい」という。
金曜のアダルト欄に掲載されている人妻マンダラ、コロナのころから続いているが、これは俺の電子書籍をほぼそのまま紙面にしたものだ。
俺の人妻書籍はいくつかあるが、掲載するのにちょうどいい分量のネタは6月くらいで尽きるらしい。
もう6月後半でまだ続いているから、もう少し延びたのかもしれないが、今後は書き下ろしとなる。
で、打ち合わせだが、佐藤が探した十条の居酒屋でやることになった。
赤羽はよく行ったが、一つ手前の十条は飲んだことがない。
もうひとつ手前の板橋でもよく集まったから、埼京線では十条だけ未踏の地であった。

土曜夕方、ほぼ十条駅前。
店の開店時間に合わせたはずが、30分前に着いてしまい、俺らが先頭。
周りに飲み屋が多く、長い商店街もあるので、別の店では既にアルコールをあおっているグループもあっただろう。
しかし、数分のうちの後ろに客がぞろぞろと行列を作り、長蛇の列へ。
ここは人気店だったのか、とロクに下調べをしなかったので、スマホで見ると伝統のある名店であった。
斎藤酒場という。

森下賢一『居酒屋礼讃』(ちくま文庫)は2008年刊。
多くの名店が紹介されているが、16年の月日が経っているので、現在もやっている店はかなり減っているだろう。
コロナの闇があった。
斎藤酒場はその荒波を乗り越え、人気店として健在である。
『居酒屋礼讃』によると、昭和3年創業。
おお、亡くなったうちのオヤジが昭和4年生まれだったから、さらにその1年前か。
「酒場マニアには電車賃を払って訪れるに十分値する店」とある。
俺もそう思う。
開店し、先頭で入った店内はすぐに席が埋まった。

佐藤もよくこういうマニアックな名店を見つけたものだ。
最近の東スポは餃子販売も始め、佐藤はサル顔のままTVに出ていたが、遊び人の素性は隠せない。
打ち合わせは「書き下ろしでいけますかね」「はいはい、なんでもやらせていただきます」ということで終了。
東スポファンは期待してくれ。

メニューは店内にたくさん貼ってあり、佐藤が適当に注文してくれた。
俺はハイボールを飲む。
名物のカレーコロッケも食べた。
おお、ルーが強いコロッケ!
他店では味わえない、これは。
ここもいい店だ。
有名なので隠れ家にはならないが、あまり十条に来ない仲間に教えたい店。
レベル高過ぎ。

3 府中

宝塚記念の日、競馬仲間の集まりがあった。
仲間といっても俺以外はほぼ競馬で食ってるメンバーだが、東京競馬場のスマートシートにおとなしく座って、競馬をやりつつ酒も始めた。
伊吹雅也、10キロ減量に成功したそうだが、俺が通るたびに売店でビールを買っていた。みんな馬券はスマホで買っているのか、券売機で買ってるのは俺だけだ。
俺もUMACAを使ってるので、紙の馬券はあのメンバーでは誰一人持っていなかったことになる。
競馬で食ってるメンバーのはずだが、宝塚記念を取ったという声はなし。
100万作った話もなし。
俺も出金することはなかった。
最終レースも終わり、正門から府中駅へ向かう。
東府中に住んでいたころはなじみの道だっただ、最近の駅前開発で昔よりは近代的な町になっている。
ゴチャゴチャ感がなくなった。
府中にしてはシャレた料理が出てくる、と誰かが言った。
府中は飯を食う町ではないから、まあ、そんなもんだ。
京王線の駅を過ぎ、到着。
鰻屋の横。
ツバメキッチン。
この店はコロナの時期に開店した、と現地住民の菊池グリグリ。
飲み歩いているので居酒屋に詳しい。
常連なので注文もまかせる。
料理は最近のTwitter参照。
刺身だけ載せとく。
わざわざ人数分に切ってもらったが美しい。

俺はハイボールから梅酒。
料理がどれもおいしいので驚く。
府中集合の飲み会はあまりないが、あったらここは一番候補。
競馬場には来なかったメンバー(山崎えりかなど)も加わったが、やはり宝塚記念を当てたという仲間はいなかった。










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