一期家一笑のひみつ

本

愛知県にある小さな八百屋、一期家一笑のあれこれです。店長のわたくし杉浦大西洋が気ままに公開しています。ちなみに「いちごやいちえ」と読みます。よかったら、遊びに来てください。

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店長さんに質問です。20181128 はじめての料理教室一汁一菜編

「ブロッコリーの茎の美味しい食べ方を知りたいです。」ブロッコリーは、小房のトコより、茎の方が甘味も栄養も多いくらいです。厚めに皮を剥いて、さっと茹でてサラダに散らしたり、ポテトサラダに混ぜ込んだり、お味噌汁などに入れてご利用下さい。「テレビで人参は皮を剥かない方が栄養があると言っていましたが、本当ですか？」たぶん、本当です。人参は、出荷前に洗浄機にかけられ、表面の薄皮は取れてしまいます。なので、丸ごと調理しても、大丈夫です。ゴボウやレンコンなどもそうですが、根菜類

八百屋の壁が白い理由。

こんにちは。一期家一笑の杉浦大西洋です。一期家一笑は、小さな八百屋です。なのですが、ときどき「外から見ると八百屋に見えない。」なんてお声を頂戴することもあります。お店を改装する時に外観は、白の木目にすると決めていました。驚きとか、感動というのは、感情の「落差」です。なので、お店のドアを開けた時に、プレゼントの箱を開けた時のような感動を持っていただければと思っていました。お店に入って、まず飛び込むのは、旬のフルーツたちです。そして旬の

八百屋のギフト。

贈り物を最近したのは、いつですか？奥さんに花束を。友人との再会に、すこし洒落たワインを。お友だちの出産祝いに…、うーん、ルイボスティー？贈り物って、何を贈るか迷ってる時間、贈る相手の喜ぶ顔を思い浮かべる時間、そういうこともひっくるめての贈り物です。一期家一笑は、八百屋なので、果物を贈るお客様もたくさんいらっしゃいます。なのですが、核家族化などもすすみ、果物だと貰っても食べきれない、なんてこともあったりします。一期家一笑は、ありがたい

八百屋のPOP。

小売店では、商品の魅力をお客様に伝えるための、POPと呼ばれる販促ツールがあります。スーパーマーケットをはじめ、多くの小売店がセルフサービスを基本としています。常にスタッフが、お客様に商品の説明ができる環境にあるわけではないので、スタッフの代わりに商品の説明をするわけです。とは言え、お客様はゆったりとお買い物をされている方ばかりではありません。一瞬の出会いの中で、どうしたら興味を持っていただけるか。一期家一笑では、言いたいことはなるべく少なくして、や

八百屋がパンを焼く理由。

こんにちは。一期家一笑の杉浦大西洋です。一期家一笑というのは、愛知県の豊橋市にある小さな八百屋です。あっ。いちごやいちえ、と読みます。 3年くらい前に、親父が営んでいたローカルスーパーを引き継ぎ、改装して八百屋にしました。スーパーマーケットから八百屋に改装って、なんだか逆行しているみたいですけど、僕にとっては必然的な事でした。産まれたばかりの息子と2匹の猫。家族を養っていくためにも、未来が明るい仕事にしないとと思っていました。働く時間は1日

農家さんとの出会い方。

一期家一笑には、地元をはじめ、多くの農家さんがお野菜を届けてくれます。僕らが、農家さんにお願いしにいくこともあれば、農家さんからお野菜を持ち込んでくれることもあります。カラフルなミニトマトのハルイチ農場さんは、僕から、どーしても販売してさせてほしいとお願いしました。福島県で、amekazeというユニークな産直マーケットを営む友人がいます。同い年なので、いろいろなアドバイスをもらったりもします。福島県から一期家一笑を訪ねて来てくれ、その夜一緒に、ビストロ

おいしい商品って何だろう。

一期家一笑では、地元を中心に、全国からおいしい商品を見つけては、販売させていただきたいています。何気なく「おいしい商品」なんて書きましたが、おいしいの定義は人それぞれですし、万人が「おいしい」と思うものは、おそらく無いと思っているので、僕らの思うおいしいは、大切な人に勧められるかどうかが、ひとつの基準です。この、ヒラタケというキノコ。まだ、あまり馴染みのないきのこですが、シンプルに焼いたり、炊き込み飯にするだけで、バツグンにおいしいです。女性の

ごはんがおいしい。

妻に、「炊きたてのごはんは美味いねぇ。」と言ったら、「炊きたてじゃなくても美味いよ。」と返ってきました。というわけで、新米の季節です。一期家一笑で使わせて頂いているお米は、奥三河、つくで高原で育てられたミネアサヒという品種のお米を使わせていただいています。天野さんという農家さんにお世話になっているのですが、お客様にも評判のお米です。今まで、米問屋さんや、お米農家さんからも、一期家一笑さんで販売してくれないかという打診はいくつかあったのですが

店長さんに質問です。20181107 れんこん料理教室編

「子供と旦那の好みがまったく違うんですけど、どちらも喜ぶ料理って、ありますか？」小さなお子様がいる家庭では、子どもさんに合わせてご飯をつくることも多いです。大人と子供の嗜好が違うのはふつうのことなので、調整の工夫がいります。おススメしているのは、卓上調味料などを揃えること。男性はこだわりが強い方も多いので、新潟のかんずりや、浜松のトリイソースさんのカレースパイスなど、ストーリーから入ると、たぶん喜んで卓上調味料にハマると思います。柚子胡椒や、薬味などで工夫してみてはいかが

なんばん味噌がつなぐ地元のご縁。

新米がおいしい季節です。ごはんが美味しい季節には、よりごはんがおいしくいただける、ご飯のお供も入荷します。新潟県五泉市に、知る人ぞ知るローカルスーパーがあります。エスマートさんというお店なのですが、店主の鈴木紀夫さんの誠実な人柄とユニークな販売手法で、全国から視察が絶えない、また、地域のお客様から愛されるお店です。そんなエスマートさんの中でもダントツの人気商品が、地元の味噌と唐辛子を練って作った南蛮みそ。ごはんにのっければ、食がすすむことすすむこと。

八百屋のプリン。

八百屋をはじめたとき、果物のハードルが思った以上に高いことに驚きました。「果物は贅沢品だよー。」とか、「剥くのめんどくさいしー。」などなど、いろんなご意見を頂戴しましたし、まあ、コンビニなどでも、100円前後で、おいしいシュークリームやプリンが手軽に買えます。その一方で、有名ケーキ屋さんなどでは、1カット1000円くらいもするような、美しいフルーツタルトに行列が出来ていたりします。というわけで、一期家一笑では、八百屋のフルーツサンドや、フル

八百屋のデリ。

こんにちは。一期家一笑の杉浦大西洋です。一期家一笑は、八百屋なのでお野菜たっぷりのデリを毎日お作りしています。サッと茹でた廣田農園さんのブロッコリーと、じっくりとグリルしたベーコンをエクストラヴァージンオリーブオイルと天日塩で、シンプルにマリネした一品。赤川さんの採れたてほうれん草をサッと茹で、グリルしたマイタケやシメジ、平茸などに、ガーリックオイル、パプリカパウダー、塩、ブラックペッパーなどでマリネします。彩りに、山形県産のもってのほか菊花