相関図
継母、腹違いの妹
父親は俺が14歳の時に亡くなった。
俺にはふたつ違いの兄貴がいて、兄貴にはふたつ違いの弟がいた。俺はその弟とよく一緒に遊んだ。兄貴は16歳の時に同級生の女と水商売をしている姉貴の叔父がヤクザだった。俗に言うステゴロだ。兄貴にはふたつ違いの弟がいた。
ある夜、YAMAHAのスクーターにリプトンのミルクティーがぶち撒けられたのを合図にジビエをオーダーしたのち、神様もう少しだけなるテレビドラマを観ていた。そこに虫の知らせが舞い込むのだが、この話は虹の色が七色と言い切ってしまうほど稚拙なものだと、人伝てに聞いたのがまるで昨日の事のように感じる。
木の芽どき、発芽していたマリワナの。香りこうばし、アラカルト。
KIBUNがいいもんで、そういった事も気にならなかったが、ここ最近ときたら神経質になりにけり。色鉛筆が、ケースの写真通りに並んでないと癇癪を起こしては、警察の厄介になりにけつかる。
HAVE A NICE DAY
英五ときたら、いい塩梅の言葉があるもんだと感心していた。そうそう、若くして亡くなった俺の同級生にLINEしてみた。返事はもちろんないのだが、なにかいい事をしたような気になって、そんな自分に酔っている、そんな自分がたまらなく嫌いだ。
話の腰を折るようで申し訳ないのだが、堪忍袋の緒が切れて古いアルバムめくり、ありがとうと呟いた。えー、人生には3つの袋がございます。コンビニ袋、ゲロ袋、キンタマ袋です。では、
HAVE A NICE DAY
最近歌舞伎町がすごいらしい。
なにがすごいって、アンディフグがいるらしい。
よく来るらしい。
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