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確定申告書の受領印はなぜ重要?e-Taxと郵送の場合の対処方法

先日「確定申告書もうすぐ完了!」って記事を書きまして、その翌日には完成。おかげさまで無事に提出することができました。早く済ませると気が楽ですね。

確定申告はインターネット(e-Tax)でも郵送でも受領してくれます。
現在、税務署での対面の受領は混雑をさけるため入場整理番号が必要です。


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確定申告後、次年度の補助金や融資を受ける場合には前年度の確定申告が実行されている証明として確定申告書の「受領印」の確認が必要となってきます。
確定申告と納税(または還付)だけでよい場合は、「受領印」はあまり重要ではないかもしれません。

でも、もしも2021年の各種給付金や補助金、融資を予定している場合は、確定申告の証明が必要となります。確定申告書提出時に「受領印」を請求しておいたほうがよいです。(郵送で確定申告書を提出した場合)

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郵送で提出する場合の受領印請求方法を、わかりやすく説明しますね。
確定申告書、収支内訳書、必要書類を郵送で送る際に、印字した「控え」も一緒に送ります。そのときには必ず自分の住所や名前を書いた「返信用封筒」も同封しておきます。返信封筒に切手を貼るのをお忘れなく!

返信用封筒と切手について
角2(A4サイズ)封筒に貼る返信用の切手料金は120円でした。この返信用封筒は半分に折ってもよいです。また返信してもらう書類を折ってもよければ定形封筒で84円か94円の切手でもよいと思います。ただ、この書類を後日コピーして提出すると予想されるので、個人的には折り線が気になります。


提出用(外側)の封筒と切手代について
A4サイズのまま折らずに角2封筒(A4サイズ)で普通郵便で送る場合の切手は、定形外140円でした。これは、返信用封筒や「確定申告書控」の重量も含めた切手料金です。ただし、提出資料が多い場合はご自身でご確認ください。

また、確定申告の郵送方法は何でもよいわけではありません。確定申告書は信書に該当します。そのため、信書便物として送る必要があります。
信書便物と聞くと、何で送ればよいのが分からないという方もいると思いますが、「普通郵便」を選択すれば大丈夫です。
郵便で送るようにしましょう。信書は宅配便では送れません。


e-Taxで確定申告を完了された場合は、オンラインで確定申告書の受付結果(受信通知)の確認ができます。

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2020年。コロナの影響で事業の経営が大変だったかたも多いと思います。わたしもそのうちのひとりです。所得は前年に比べて激減しました。また何かの申請の際に、この激減した証明書類を提出することになると思います。

そういったことも含めて、個人事業主にとって確定申告はとても大事なこと。
同じような立場のかたのお役に立てるとよいなと思って、この記事を書いています。



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