八月の路上に捨てる(読書記録)
伊藤たかみさんの作品、実は一週間ほど前に「ぎぶそん」を読んだ後
あれ?確か2冊ほど伊藤たかみさんの本が本棚にあったはず・・・・・・!!!!
と。
「ぎぶそん」はとても青春!な作品で、子供たちも読みたいとはしゃいでいた。私も清々しく読了した。好きな作風だった。そして上記の事を思い出した次第である。
本棚から「八月の路上に捨てる」と「指輪をはめたい」を見つけた。とりあえず手前にある「八月の路上に捨てる」を読んだ。当然、この作品が芥川賞受賞作品とは知らずに。
感想は、とてもシンプル。
そう、シンプル。
劇的なストーリーでもなく、どこにでもある日常に主人公のエピソードが添えられている。離婚する者、再婚する者。話し手と聞き手。簡単に言うとそんな感じ。ただ、シンプルだからとても読みやすい。すぅーっと頭に入る。小難しくないから、日常に近いから想像しやすい。もしかしてそれって凄い事なのでは?と思ってしまった。
そういう事か。と。
好き嫌いは分かれるだろうなと思った。
私は好き。
この後、「指輪をはめたい」を読む。
というか、既に数ページ読み進めた。
伊藤たかみさんの作風、好きです。